第21話【今日、仕事サボります。】
自分には喫茶で働くなんて無理な話しだった。それは、やりたくないから?
面白くないから? いや、どちらもだ。できることなら読者や視覚的遊戯などの娯楽活動に明け暮れ堕落したい。そんな人生ををあたしは、おくりたい。
幸福を実感できるものだったそんな矢先に無情にも宿主である喫茶店のマスターから強制労働を強いられてしまった。
そんな !?自分が喫茶で上手い立ち回りを出来るのか?! そんなこと答えるまでもなく
そんな、勤務2日目の早朝のこと気分転換に街外れの森の中へとマシロは訪れていた。
今は、ただ1人になりたい。今日は仕事を休もう。これは、サボリじゃない!明日から頑張る為の言わば願掛けだ。
ミシィ...「ん...:?何だろう??」
小鳥の微かなせせらぎの中、乾いた小枝が何物かにより砕け散る音を両の耳で確認する。
四角い部屋ばかりに居たせいか周囲の物音への危機反応が
ふと、音のしたほうをちらりと見る。
まさか、モンスター?!と身を震わせる。
こんな防具も着けないで軽装でモンスターと出くわしたら致命傷は免れないだろう。
己の備えに対しての浅はかさを、備えあれば
今、尋常に
*
一頭一途一生懸に凪ぎ払っては手刀で峰打ち。払っては峰打ち。決してロッドは使わない。よし!!全て打ち砕したと安堵の息をつく。が、一匹だけ群れを抜け出し襲いかかってきた。
腕にがぶりとシュナイダーの犬歯が食い込み肉が裂かれる.....いや、痛くない?!命を奪われると覚悟するも
魔獣がしてきたのは強烈な噛みつき。ではなくてあまがみ だった。どうやら遊んでいるものと勘違いしたのか?!無害であって
ガサガサドサッ 先頭から じゃれ合いに変わった最中に再び茂みから巨大な影が
巨大な身体をズシンズシンと動かしフシューと変な鼻息を高鳴らせこっちへとニヤニヤと
向かってくる。
『わぁ!こっちに来るなぁー!』
《光りよ》と瞬時に簡略詠唱で手のひらにスター・ロッドを展開する。
『スターダスト・シューティングスター』
ワンゼトロールからの大降りの
しまった!?肉に届いた!と思うが薄皮を軽く裂かれる程度で急死に一生を得るのだった。
なんで!? ちゃんと詠唱したのに!!
『シューティングスター』
慌てて連続投稿永昌する。
が、モンスターが膝をつくことはなかった。
「あれ?魔法が発動しない?!」
魔法が発動しない事態にパニックになる。
長い引きこもり生活で、
すっかり、魔法が
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