1-4 身を守る為にチートスキルを創ってみました

 可愛い侍女が付いたが、この子ならフィリアも嫉妬することはないだろう。いくら可愛くても見た目10歳程度にしか見えないのだ。


 それに中身45歳のおっさんの射程外である。幼女趣味は俺にない。

 婚約の年齢が早期のこの世界のリューク君はちょっと怪しいが……俺が日本に帰った後はフィリアに任せよう。



「リュークよ、具体的にラエルに対抗する案はあるのか?」

「特にないのですが、少し揺さ振りをしてみたいと思います。今すぐ叔父様に、僕は西の別館に今日から6日間隠れると伝えてもらえませんか? ラエルには少し遅れるが別館に隠れ住んで、事が終えたら学園に向かうと叔父様に言伝を頼んでもらえるようにしてください」


「成程、あえて情報を流して誘導して捕らえるのか」

「厳重警備にすると、敵に場所が気付かれるので、こっそり侍女と数名の部下だけでやり過ごすと情報を与えてください。おそらくこれで何らかの行動を起こしてくると思います。本当に厳重警戒してしまったらラエルのポケットマネーだけではどうしようもできなくなってしまうでしょうからね」


「だがかなり危険だぞ。いくらサリエが優秀でも暗殺はそう簡単に防げるものではない」

「はい、理解しているつもりです。ですが僕には女神様から頂いたスキルがありますので……」


「その授けていただいたスキルはそれほどのものなのか?」

「そうですね。父様が『ずるい!』って言うくらい凄いものです」


「んーむ、ますます知りたくなったが、教えてはくれないのだろ?」

「今はダメですね。女神アリア様が 良いと言うまでは勝手に教えられません」


 俺の創ったオリジナル魔法なのだが、俺が帰る際にリューク君から取り上げるようなことはしないそうだ。

 だが、創った全てを残してくれるというわけでもないらしい。この世界に悪影響を起こさないようなもので、且つリューク君が調子に乗って天狗にならない程度のものなら残してくれるそうなので、できるだけ沢山創ってやろうと思っている。


 あと、滞在中の俺の行動も、リューク君の行動としておき換えて、リューク君の記憶を操作してすり込むのだそうだ。多少の言葉遣いが違っていても、記憶障害の後遺症として女神様の方で調整してくれるそうで、色々配慮はしてくれるみたいだ。



 父様が叔父様に伝えた後、すぐにラエルが行動を起こした。


 『一緒に学園生活をおくるのを楽しみにしている。心配だし、王都に帰るのも両親とじゃ3日間退屈なので、俺もそこに行って護衛の手伝いをしたい。王都には一緒に行こう』と言ってきたのだ。学園に先に行かれて暗殺者だけ寄こされるより、直接襲ってきてくれた方が俺的には都合がいい。暗殺者だけを捕らえても確証を押さえられるとは限らないからだ。できることならラエル本人に後がなくなって直接介入してきた時に捕らえるのがベストだ。実行犯が本人自らなら言い逃れできないからね。


 願ったりの申し出だが、そう簡単に安心させてやらない。初手は焦らし攻撃だ。


「父様、叔父様経由でラエルにこうお伝えください。『ありがとう、僕も学園に通うのを楽しみにしているよ。でもラエルになにかあったら叔父様に申し訳ないので。本館の方で待機してほしい。何かあった時に直ぐ本館から駆けつけてくれたら有難い。事が終えたら王都には一緒に行こう』と」


 叔父様を経由してやり取りしなくても、ラエルはフレンド登録してあるので直接コール機能で会話もメールもできるのだが、会話や文面の癖から違和感を持たれるのも嫌なので、極力6日間の間は関わりの深い人と会わない方が良いと思う。適当な理由を付けてコールには出ないことにする。


 西の別館は、本館から500mほど離れている。建物自体は大きくはないが、同じ敷地内にあり、一番見晴らしの良い少し小高い丘になってる場所に建てられている。この別館は景観を楽しみながらお茶を飲んだり、来賓用の宿泊に使ったり、たまに家族で過ごす憩いの場になっている。


「せっかく向こうから喰らいついてきたのに、なぜ離そうとする? チャンスではないのか?」


「慌ててはダメです。まずは焦らして、相手にプレッシャーを与えるのです。期日が迫るほどなりふり構わず冷静な判断ができなくなって襲ってくるでしょう」


「うーむ、そうなってくると危険度が上がってしまうぞ?」

「当然期日がなくなると、ラエル自身が直接攻撃をしてくる可能性も出てきます。僕の狙いはそこなんですが……ラエルが雇った暗殺者は優秀です。僕が生き返らなければ、事故として処理されたほどの手練れなので、まずこっちが先でしょうね」


「だから俺は心配なのだ」

「大丈夫ですよ父様、とりあえず僕に任せてもらえませんか? なにも進展がなければ腹案を実行しますので」


「腹案があるのか? どのような案か言ってみろ?」

「それは、3日間成果がなければお教えします。僕の秘密のスキルを使うことになるので今は言えないのです」


「む~、色々不満だが、女神様の思し召しだ……黙って見ていよう。だが、もう死ぬんじゃないぞ。親より先に死ぬことほど親不孝なことはない」


「はい、女神アリア様に誓って」





 ラエルは本館ではなく、すぐ隣の別館に泊めることにしたそうだ。父曰く、『顔を見たら殺してしまいそうだ』とのことだ。家族と同じ屋根の下におきたくないという理由もあるのだろう。


 ラエルには、リューク個人を狙ったのかフォレスト家の人間を狙ったのか分からないので、危険が及ぶとまずいから別館で待機してくれと言ったそうだ。


 ラエル本人も本館で身動きが取れないより、別館で自由にできる方が良いと思ったのか、嬉しそうに二つ返事で了承したそうだ。こちらからの護衛は要らないと、自分付きの騎士と従者達を7名連れ込んだようだ。その騎士たちも凄く怪しいが、この分だとすぐに解決できそうな雰囲気だ。




 ナナと母親たちは、念の為に実家に護衛付きで帰したみたいだね。

 体調が悪く熱のあるセシア母様は移動が困難で本館に残ったと聞いたが心配だ。

 ナナも解決されるまでの間、学園に向かうのは保留だそうだ。


 兄カインは本館で待機し、いざという時に駆けつけると意気込んでいる。凄く頼もしい。俺にも日本でこんな兄が欲しいものだ。




 さて、診療所から移動して、現在西館にきているのだが、夕飯まで少し時間があるようだ。

 侍女のサリエは俺の自室のすぐ隣にある従者用の待機部屋で控えさせている。なので今俺が気になっていることを順番に確認するとしよう。


 まずは俺の今の容姿だ。どこかに鏡がないかと探して、鏡に映った自分を見て呆然とした。

 ちょっとアリアさん? 確か転生前に95%同じとか言ってませんでした?


 鏡に映っていたのは全くの別人だ……なんとなく似ている感はあるものの、どう見ても他人にしか見えない。


 どういうこと?


 少し考えてあることを思い出した。動画投稿サイトで、一重の目を二重にちょっといじっただけで全く別人に化ける女性の動画がいくつも流れていたのを思い出したのだ。確かに5%違えば別人になってもおかしくない。


 兄とはまた違う美少年が鏡には映っている。兄はハンサムとかイケメン、カッコイイというちょっと古臭い言葉が似合う彫りの深い西洋タイプだ。そして目の前の鏡に映ってるリューク君は母に良く似た中性的な美少年……目鼻立ちははっきりしているが、男の娘という言葉が似合いそうな和風タイプなのだ。


 確か163cm・51kgとかアリア様は言ってたよな。小さいから余計に女の子っぽく見える。


 肌は色白で髪はストレートのシルバーブルー、目もパッチリで鼻筋も通っている。小顔で均整のとれた可愛い感じの女顔だ。髪の色は水属性と聖属性の得意な者に多い色だ。母親の色に近い。


 ちょっと小さくなった体に違和感はあるが、結構気に入った。



 次はステータス確認だな……どれどれ。


 ん? んんっ!? 種族レベルの表示が1になっている……アリアさん? 聞いてないんですが!?


 これはヤバい! リューク君の元のレベルは、記憶では種族レベル18あったはずだ。何でレベル1なんだよ! これ下手したらワンパンで死んじゃうよ?



 【リューク・B・フォレスト】

  HP:100

  MP:100

  レベル:1

  種族:人族

  性別:男

  年齢:15

  職業:・・・


  攻撃力:100            

  防御力:100

  敏捷力:100

   知力:312

  精神力:346

    運:587

   魅力:645


   SP:100

   AP:10



 どうやら100の部分は転生でレベル1になって適当に100にしたのかな? 本当のレベル1の赤ちゃんならもっと数値は低い筈だ。100以外の数値は元から俺かリューク君の持ってた数値なんだろうか? 運と魅力値が他と比べたら突出している。



 ゲームオタク気味な俺には説明は特に要らないな。


 HP:ヒットポイントのことだよな。

   これが0になったら死亡ってのが基本だ。


 MP:マジックポイント、魔法を発動する時に消費するものだ。

   多い方が数を撃てる。


 SP:ステータスポイント。これは普通の人には表示されないようだ。

   俺の為に新設してくれたのかな?


 AP:アビリティポイント。これも俺だけのものかな。

   魔法を得る時に消費されるポイントだ。


 SP・APはこの世界の人間には表示されない。ユグドラシルで【魔法創造】を得た為に俺専用に表示されるようになったものだ。


 普通はレベルアップ時や、スキル獲得時に適宜消費され、使わなかった分はステータス表示画面では確認できないが、ちゃんとストックされているらしい。



 この低い数値じゃすぐ死にかねない。さっそくオリジナル魔法で強化しよう。



 どういう風にオリジナルを創るかだが、俺が考えたのは大体こんな感じだ。


 【魔法創造】開始の始点

  1、スキル名を記入

  2、どんな魔法か出来るだけ具体的なことを書き込む

  3、事前・事後・発動・現象・効果・効能・威力など、

    どういうようなスキルかイメージする

  4、イメージできたら、【魔法創造】のスキル発動

 (特に3のイメージがスキルの威力や効果に左右するので、すごく集中するべし)



 とりあえず、すぐに要るモノから創るかな。 



 【魔法創造】

 1、【インベントリ】

 2、・空間魔法の応用で亜空間に倉庫を創る

   ・収納数及び重量制限は無制限

   ・ユグドラシルシステムの管理でタブレット上で確認できる

   ・1枠が横5×縦10の表示

   ・倉庫内は時間停止状態とする

   ・生物は植物や微生物以外保管できない

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動


 よし! これは絶対欲しかった! ラノベの定番チートだよね。

 既存魔法で【亜空間倉庫】は有るのだが、重量制限や中の時間は経過するので生物は腐ったりする。



  【魔法創造】

 1、【ナビシステム】

 2、・ユグドラシルシステムをトレースして情報を音声ナビしてくれる俺専用システムナビ

   ・疑似人格を持ち独自に思考し、俺に危険がないよう音声ナビゲートしてくれる

 3、疑似人格だからな……よし、ユグちゃんおいで、愛してるよ~! 強くイメージ!!

 4、【魔法創造】発動


 かなり集中してイメージしてみたがどうかな?


「ナビゲイトさん居ますか? おーい? ユグちゃんやーい!」


 返事なし。やっぱりダメか……神のシステムに関与とか流石にないですよねー。

 音声ナビ的なモノがあれば凄く便利だと思ったんだけどな……。


 気を落とさずに次だ!


 もう1つ直ぐに要る大事な魔法がある。それは周りの状況が詳細に分ること。これがあれば危険がかなり回避できる。つまり探索魔法だ。神の作ったシステムにも勿論あったのだが、おおざっぱなものだった。俺は詳細にわかる魔法がほしいのだ。良いのがなければ創ればいい。


 【魔法創造】

 1、【周辺探索】

 2、自分を中心にサークル状に詳細探索する

   MAP化し光点で敵味方をリアルタイムに確認できる

   光点の色分けで敵味方の判別可能

   魔獣:赤

   敵(人):赤点滅

   PT:緑

   無関係者(接点なし者):白

  3、よしこんなもんかな………………イメージ!


『……マスター、マーキング機能もあったほうが良いのでは?』

「ふぁっ! ユグちゃん!?」


『……はい』


「【魔法創造】成功してたの? なんですぐに返事してくれなかったの?」

『……恥ずかしかったのです』


「女の人の声だね……可愛いアニメ声?」

『……マスターのイメージどおりです』


「マスターって言うのは?」

『……イメージどおりです』


「あー、それも俺がスキル創造時に抱いたイメージなのか……ユグちゃんが恥ずかしいのも?」

『……分かりません。でも愛してるってマスター言いました』


「エッ!?」

『……言いました!』


「あー! 了解です! 『ユグちゃんおいで、愛してるよ~』って言ってる俺の動画、俺の網膜に直接リピート再生しないでね。羞恥プレイ禁止!」


 なんか、ヤバいのできちゃったかな。感情とかあるのか?


『……創るだけ創っておいて3分で捨てられる可哀想な私……』

「げっ! 思考も読めるって神と一緒ジャン! 俺のプライベートは? あのう、24時間発動型でしたよね?」


『……マスターがそうイメージしたはずです……私、3分で捨てられる?』


「もうぶっちゃけて聞くね……若いリビドーに負けて弾けたい時、俺のプライベートは?」

『……ナビします! ナビシステムだけに』


「上手いこと言ってないからね! 後、直リンクで俺の網膜上にエロ動画送ってこないで。しかもこれモザイクないじゃん! ダメだからコレ!」


『……マスターのPCの隠しフォルダに入っていました。再生回数の1番多いヤツです! 前回再生終了位置から再生しました』


「エッ!? 日本の俺のPCと繋がってるの? 確かにダウンロードボタンクリックしたら異世界にとばされたけど、それと恥ずかしいのばらすの禁止ね!」


 成程……すべてに繋がってるユグドラシルを通して、俺の思考も筒抜けなんだな。

 まぁ、6日程度だし別にいいか。


「ユグちゃん、少しの間だけどよろしくね」

『……少し? あ、はいよろしくお願いします』 


 とりあえず、いつ襲われるか分からないから防御をさっさと固めよう。

 このステータスは危険だ。


 【魔法創造】

 1、【周辺探索】

 2、・自分を中心にサークル状に詳細索敵する

   ・MAP化し光点で敵味方をリアルタイムに確認できる

   ・オリジナル地図が作れる

   (通過したエリアの自動マッピング・転移地点の登録)

   ・罠、宝物の探知警告

   ・マーキングできる。永久的に追跡可能、MAP範囲内に入ると警告

   ・光点の色分けで判別可能

    ・魔獣:赤

    ・敵(人):赤点滅

    ・害意のある者:オレンジ点滅

    ・PT:青

    ・無関係者(接点なし者):白   

    ・マーキング:緑点滅

    ・罠:黄色点滅

     ・宝物:青点滅

  3、イメージ!

  4、【魔法創造】発動



 【魔法創造】

 1、【カスタマイズ】

 2、・ステータス画面上のカスタマイズが可能になる

   ・インベントリのカスタマイズが可能になる

   ・ステータスやHP・MPのポイントを操作できる

   ・アビリティポイントの操作ができる

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動


 カスタマイズもかなりのチート魔法なのにできちゃったよ……。

 これで消費しないで眠らせているSP・APを使いきれる。



 じゃあ、後は防御系もいくつか欲しいかな。


 【魔法創造】

 1、【マジックシールド】

 2、・無属性魔法シールドを発生し、物理・魔法ともダメージを吸収し無効化する

   ・ダメージ吸収量は熟練レベルが反映される

   ・シールドの展開時間は熟練レベルが反映される

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動



 【魔法創造】

 1、【プロテス】

 2、・物理防御力が上がる

   ・物理防御力の効果量及び効果時間は熟練度が反映される

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動



 【魔法創造】

 1、【シェル】

 2、・魔法防御力が上がる

   ・魔法防御力の効果量及び効果時間は熟練度が反映される

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動



 【魔法創造】

 1、【無詠唱】

 2、魔法を呪文の発動無く、イメージだけで発動できるようになる

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動



 よし、これだけあれば即死はないだろう。サリエが駆けつけるまでもたせばいい。問題は創った各魔法のMP消費量だ。1つ発動するのに消費MP1000とかだと詰みだ。できるだけ早めに検証する必要がある。


『念話できるのかな? システムちゃん?』

『……はい、それで念話可能です』


『システムちゃん、今、この屋敷にいる以外の者が来たら教えてね?』

『……了解しました。マスター、私にもユグドラシルのような素敵な名前がほしいです。システムちゃんは嫌です』


『名前ね~。うーん、シス子』

『……却下です!』


『ユグドラシルの分体だからやっぱユグちゃん!』

『……悪くはないですが、ユグドラシル様とは別物ですので却下です』


『ナビシステムだからナビー!』

『……却下です! 安易なものばかり、ちゃんと考えてください! 私なんかどうでも宜しいのですね……悲しくなってきました……』


『いや、ナビーってダメか? 俺がナビシステムって付けた由来はナビゲイト、ナビゲイターからきてるんだけど。ナビゲイターってのは最高時速200km以上で車を走らせる超危険なレースで、その車の助手席で運転者に先の道案内をする人なんだよ。当然そんな速度の車に乗るんだ、事故ればどっちも死ぬ可能性がある。お互いに信用し合って2人で命を預け合っているパートナーなんだ。俺たちの世界で車のナビゲーターの替わりをするシステムの事をカーナビって言ってるんだけど、俺が死んだらお前も一心同体なんだろ? 関係性はナビゲーターに似てるだろ? 俺をナビするナビゲーターのナビー、結構良くないか?』


『……運命共同体でパートナーですか。ナビゲーターのナビー……凄く良い名前に思えてきました! 少しお待ちください……現在ナビーという名前はこの世界にはいませんね。フムフム過去に2人。マスター! 『ナビー』気に入りました! 今からナビーとお呼びください! この世界でオンリーワンです!』


 ウワー、結構チョロイ奴……ケケケッ楽でいいけどな!


『……聞こえてますが! チョロくて良かったですね! 楽できて良かったですね!』

『思考を読みやがった! ……悪かったって! でも良い名前だろ?』



 そうだ、折角ナビーがいるんだし、もう1つ創っておこう。


 【魔法創造】

 1、【詳細鑑定】

 2、・人、物、武器、防具、道具、アイテム等の鑑定ができる

   ・ナビー経由で平均価格や相場がユグドラシルのデータから得られる

   ・【周辺探索】と併用する事によりMAPに人物名や魔獣名などが表記できる

   ・熟練レベルにより得られる情報が増える

   ・ナビーのサポートにより余計な情報はカットしてもらえる

 3、イメージ

 4、【魔法創造】発動



『……鑑定魔法の応用ですか。了解しました。サポートします』



 初期値としてもらった10ポイントあるAPを9ポイント使った。

 後6日しかいないけど、どこかで魔獣を狩ってレベルアップしないと安心できないな。


 明日にでも、こっそりスライムでも狩りに行くかな。

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