霊力を持つ神社の娘・宮子の恋と成長の物語。
『かけまくもかしこき』は、母親を殺され出家した修験者の少年・寛太と宮子が、霊力やトラウマと向き合い、恋をはぐくむ話。第2回ビーズログ小説大賞現代部門特別賞を受賞しました。
『黄泉比良坂』は、神職になった24歳の宮子が、黄泉国との境目へ連れ去られた寛太を助けに黄泉比良坂へ向かう話。婚約者を亡くした男性が、寛太の験力を利用して妻になるはずだった女性に会おうと、なかば脅迫して黄泉比良坂へ同行させる。巻き込まれた宮子と寛太は、冥婚をしようとする男性にどう接するのか、そして現世へ帰れるのか。
神社の凜とした雰囲気や、日本神話、霊力、妖などが好きな方にオススメです!
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