一文一文が短いために、スラスラと読めますが、謎は深まります。 一匹の猫を探していたはずが、猫の方に引っ張られて話が進んでいきます。飼い主たちの関係性や、教会と猫の関係はいかに? そして小生が思わずひきつけられたのが、「皆が誰かのために」という言葉でした。どこに書いてあるか、捜しながら読んでみて下さい。ミステリのはずが、心がほっこりします。