6~10話
6話
山井:仁とは同期入社の28歳男。誰にでも敬語で話すが、決して人との距離を置きたいタイプではない。高校時代は棒高跳びの選手として部活動をしており、県大会に出場した経験もある。今でも体を動かすことは好きで、年に一度行われる市民マラソンには毎年欠かさず出ている。フルマラソン自己ベストは3時間4分11秒
沢入:仁の直属の上司営業2課課長男。43歳営業部の課長で、仁とは入社3年目からの付き合い。既婚者で14歳年下の妻とは結婚してから5年が経つ。当時大学生だった妻がアルバイトをしていたケーキ屋で、一目ぼれをした沢入は甘いものが苦手なのにもかかわらず、週5でケーキを買いに行き彼女を口説いたという。彼女の両親も年の差婚をしており、50歳の義父と59歳の義母はすんなりと承諾してくれた。
有村:山海保険受付嬢。26歳独身。山海保険のビルに入ってくる人の対応を主な業務としている。幼い顔立ちで男性人気も高いが、元ハンドボール部で今は筋トレに嵌っているので、制服の袖から見える腕を見るとかなりガッシリと筋肉がついている。暇なとき見えないように筋トレをしているため、たまに上司に見とがめられる。
7話
間:仁の直属の上司営業部部長。57歳男既婚者一人息子がいる。横に広い体形の割にはフットワークが軽く、新事業の立ち上げや、新規開拓に力を入れるタイプである。特にクローン保険に関する事業開拓では大きな実績を残し、会社でも一角の人物として、取締役の将来が期待されている
時任:山海保険人事部部長。58歳男独身1男2女がおり妻とは5年前に死別。年相応に深いしわが刻まれた顔つき。人材育成に力を入れ、人事面接なども執り行う。やや保身的とも言われている彼だが、物事の判断は早く即断即決をモットーにしている。仁の再雇用に関しても、最終的には彼がゴーサインを出している。
佐藤:山海保険営業5課課長。32歳独身。会社内では比較的早い出世コースに乗った男。見た目は良く女性社員から何度か言い寄られたこともあるが、すべて断っている。その度に同性愛者疑惑を持たれるが、本人は気にしていない様子。趣味は映画鑑賞、好きな映画はフォレストガンプとアビエイター
8話
田村:山井に電話を取り次いだ同僚25歳男。電話を取るのが異常に早く常に0.5コール以内に取ることをモットーにしている。2課に電話を掛けると常に田村しか出てこないので、顧客からは名前を覚えられやすいらしい
10話
タカヒロ君:九重孝弘3歳男の子、正の幼稚園での友人。生まれたときに既に体重が4000gあり、幼稚園でも一際大きい体格をしている。父親も母親も同様に横にも縦にも大きく、親子3人で並ぶと非常に圧迫感がある光景となる
サっちゃん:須藤晴3歳女の子、晴と書いてサニーと読む。今度生まれてくる息子には曇と書いてクラウドと読む名前にしようと両親は思っているが、流石に縁起が悪いと親戚から反対を受けた。結局虹と書いてレインボーという名前に落ち着いたらしい。正とはあんまり遊んだことはないらしいが、母親同士は仲が良い
三上:そば処「虎庵」の店員27歳男。この店の店主の息子で将来は店を継ぐ気で、修業中の身である。虎庵の名前の由来が、父が某野球チームの大ファンであることから付けたのだが、三上自身は別球団の応援をしているために、自分が継いだ暁には龍庵に名前を変えてやろうとひそかに思っている。
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