人物紹介
1~5話
こまごまノートにしていたものを移動
基本的に読む必要なし
主要人物
小久保仁:主人公、クローン技術によって新しく作られた男29歳。10月15日クローン生成される
もう一人の小久保仁:クローンの仁の元になった男。9月25日死亡
小久保智恵子:仁の妻。仁とは職場結婚し今は専業主婦をしている。27歳
小久保正:仁と智恵子の子供。3歳。
小久保翔:仁の兄。市役所勤め、既婚者子供が二人いる。32歳
小久保聡:仁の弟。自動車整備工場勤務。未婚27歳
小久保努:仁の父。定年退職し紗枝と二人で暮らしている64歳
小久保紗枝:仁の母、努の妻。専業主婦66歳
プロローグ・1話
外ノ池:仁を生成した施設の担当者。33歳独身。視力が悪く度の強い眼鏡をかけている。コンタクトレンズにしようかと思っているが、どうせならその分の費用はレーシックの手術をしたほうが良いんじゃないかと思いながら半年がたっている。趣味は茶を淹れることだが、怪しげな茶葉ばかり取り寄せ友人からはすこぶる評判が悪い。
実は、仁の小指は握っておらず、左手のひとさし指と右手の親指で挟んでいた。彼が言うには、それを言い当てたなら目視している可能性があるから、要検査だとの事。
2話
霜条:うなぎや「蜻蛉」の店員、41歳女性従業員。仕事中よくしゃべる客が居ると、静かに食事を出来ないものかと訝しく思う。クローン制度には反対で、紗枝達の話が耳に入り不快に思うが、仁たちを見送る際には満面の笑みと元気な挨拶であるあたりプロ意識は高い
小久保玲菜:翔の娘6歳。小学校に入って6か月が経つがクラスにいい男がいないと、父によく言っては苦笑をさせている。彼女の母に言わせれば、いい男は待ってるんじゃなくて作るものなのだとの事。趣味はダンスでよく披露するが、正には手をバタバタさせているようにしか見えなく不気味に思われている
小久保木葉:翔の娘4歳。幼稚園に通っている。姉とは対照に引っ込み思案で、仁とあってる時でも、母親の陰に隠れてしまう。たまに虚空を見つめて話をしている時があり、どうしたのかと尋ねると、何でもないよと言い、周りを困惑させる。姉のダンスが好きで姉が披露すると拍手をする
小久保奈緒:翔の妻35歳フリーのイラストレーター。元々は小さな事務所に勤めていたが、出産を機に退職。事務所から依頼があると、描く程度で月に1,2本の仕事しか受けていない。日本酒が好きで、家族旅行は有名な酒蔵がある場所へ行きたがる。取り寄せれば良いじゃないかと夫は言うが、彼女に言わせれば地元の肴で飲むのが一番美味いとの事。最近は切り絵にハマっている
4話
末次:翔と同じ市役所に勤めている職員30歳。総務部。翔にクローン制度についての手続きを教えてくれと頼まれ、先輩のためならと二つ返事で受ける出来た後輩。日曜日にわざわざ翔と会い、説明をしてくれたが、彼女とのデートの約束をすっぽかした為、後日大喧嘩に発展したという。その後翔の仲介で仲直りをし、2年後には無事結婚した。あの喧嘩がなかったら、結婚はしてなかったかもしれないと、披露宴で紹介され翔は職場代表として祝辞を送る。
5話
小早川:仁のために救急車をよんだ女65歳。平均年齢71歳の老人ばかりで構成されるアイドルユニットBBA48に所属をする女性。ユニットの中では中堅に位置する人気だが、切れのあるダンスとにこやかなスマイルで隠れファンは多い。その日はボーカルレッスンの帰りに、家までの10kmにも及ぶ道をランニングしているところで仁を発見した。5人の孫がいる
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