新宇宙のドラゴンに俺はなる。

ぶんぶんと羽を響かせてドラゴンは宇宙を突き抜ける。


先には銀河系。


マグナムドラゴンVX


俺に授けられた名前だ。


鏡に映るのは超然イケメンの完璧なボディの俺。


うんうんと頷く。


ロケット弾を装備して今日も仕事に出かける。


魔王討伐の旅だ。


旅の中で俺は自分の真の姿を見た。


流星雲がぎらぎらと大地をこがす。


白い影が俺の闇へ付きまとう。


自由連合軍の羽ばたきが、白い羽がドラゴンの血が闇をまとった肉体の神経細胞が大地を轟かせる。


魔法じんを大地に描く。

六芒星が夜空に舞う。

伝説と呼ばれた一人の男の粒形が夜空を瞬かせる。

星となった!

銀河の宇宙を支配したのは孤高の狼だった。


なんて


俺は書かなきゃならない。

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