押しかけ少女とカオスイベ
俺は魔王討伐の為に召喚された、高校二年の一般男子・
「どこですのー!
隠れるなんて勇者さん非常識ですよー!」
色々あった末、本日も婚姻届け片手のお嬢様から逃げております。
「あの子いつまで追ってくるんだよほんと……」
俺はやり過ごした安堵から大きく息を吐き、ずるりとドアへ背もたれる。
部屋に戻る訳にもいかんし、図書室はこないだ見つかったから無理だし。
ひとまずここで大人しくしよう。
「ちょっとぉ、仮にも女性の部屋を逃げ場所にするかしらぁ?」
「頼むエリエット、ちょっとだけ、ちょっとだけだから!」
俺は手を合わせ、必死に頼み込む。
すると彼女は椅子に身を預けながら、やれやれと首を振る。
しかし何でこんな事になってしまったのか……。
水コンで俺はイリスに裸を見せてしまった。
んでこの国にある古いしきたりに習って、結婚して責任を取れとイリスに言われた。
まぁその辺りはわからんでもない。
しかし、何故嫌っていた俺に対し好意を持ったのか。
そこが未だに釈然としなかった。
エリス曰く、一目惚れだとの事。
……でも俺、嫌われる事しかしてないんだケドなぁ。
目の前で女から男に戻るわ、下半身見せるとかさ。
俺が逆の立場なら、顔も見たくないってなるんだが……マジいみふ。
「そう言えば勇者様ぁ、カーラ様も貴方の事を探していたわよぉ?」
拭い去りたい過去を思い返す中、エリエットが作業の手を止めてそう向けてくる。
「え、カーラが?」
「仕事が終わり次第に尋ねるって言って話だったわよぉ」
「水コンの件はこないだ謝られたし、何だろ」
探してたって事はそれなりの用事かもしらんし、顔出した方が良いのかな?
いやでも、一件の処理がまだ終わってないって話を国王もしてたし、邪魔するのもまずい。
とりあえずあとで国王に聞いてみるか、どうせ俺の部屋にいるだろうし。
それよりも、だ。
今どうにかすべき問題は―――
「話し声がしますわここかしら!?」
「んほげっ!?」
背もたれにしていたドアが勢いよく開かれ、回転扉に押しやられた要領で俺は壁にブチ当たる。
「ちょ、ちょっとイリス。ノックも無しに入るのはどうかと思うわよぉ?」
「あわわ! 申し訳ありませんわエリエット。
え、えーっとその、勇者さんお見かけしませんでした?」
「……ゆ、勇者様なら見てないわねぇ。図書館にでも居るんじゃないかしらぁ?」
運が良いのか悪いのか、俺はドアと壁に挟まれてるのでイリスはこっちに気付かない。
そして開いたドアに挟まれてる為、自分は潰されたカエル状態で動けず。
「図書館ですか。確かにそちらを見落としていましたわ!」
バタン、と激しくドアが閉まったかと思えばバタバタと慌ただしい足音が遠ざかる。
あっぶねぇ……。
ドアプレスされた顔を撫でながらエリエットを見れば、腹を押さえて堪え笑いをしてる。
「……黙っててくれたのは有り難いが、笑いすぎだろ」
「だ、だってぇ」
ツボに入ったのか『んふふっ』とか笑い、落ち着いたかと思えば噴き出しやがる。
だがら笑いすぎだっつーの。
偶然とは言え、やり過ごせた事に自分は胸を撫で下ろす。
とりあえず暫くはこっちに来ないだろう。
夕方になれば夕食も終わって、部屋に鍵もかけれる……それまでの辛抱だ。
「さて、と」
左腕の腕輪に触れると、収納していた本を一冊取り出す。
最近俺は時間潰しに読書をするようにしている。
正直、エリスが居ない時はやる事がほんと無い。
なので暇な時は本読むくらいしかないのだ。
とりあえず俺はスラリンに貰った本をまた読む事にした。
彼の書いているメモにメモを通しながら、話を読むと色々と理解出来るのだ。
逆に言えば、その注釈が無ければただの童話とも言える。
……それこそ勇者が急に空飛んだり、海割ったり、女神ときゃっきゃウフフしたり、島作ったり。
全てがぶっ飛んでて意味わからん。
流石子供向けだ何でもアリな上、肝心な部分が省略されてるのだ。
早い話が空に敵が居て戦えないとか言ってると思えば、次のシーンで突然空を飛んで戦ってるとか言うご都合展開ばかり。
まぁでも、そのイカレ具合が面白かったりもするんだが。
「あら、勇者様ったら読書なんて珍しいわねぇ?
本とか好きじゃないイメージだったのだけれどぉ」
「時間潰しに出来る事が少ないしね。それに俺だって本くらい読むよ」
やっと落ち着いたエリエットが物珍しげにそんな言葉を向ける。
「つっても普通の本しか読まねぇよ?
これだって子供の読む童話だし。
勇者が空飛んだり、海割ったり、島作っちゃったりとか意味わかんねーケド」
「あらぁ懐かしい本ね。
それ、女神と契約をした初代勇者の話なの。
聖女と言う存在が生まれる前の話ねぇ」
「どゆこと?」
イマイチ説明が理解出来ずに首を傾げてしまう。
聖女って魔王を倒す為に存在してて、勇者はその力を引き出す為の存在だろ?
「簡単にまとめると私たち聖女は、初代勇者と女神ルカの子孫よ。
聖女は女神の血を引いているお陰で、
勇者様が読んでる本は、その女神と初代勇者が契約して魔王を倒した話よ」
なるほどね。
って事は今とは少し勇者と
「あーだから島作ったりしてんだな。
この世界の魔法に土属性なんて無いからどうしてかって謎だったケド、
童話っつっても実話が元って聞いてたからさ、ずっとモヤモヤしてたんだよ」
「あら、勇者様は魔法に土の属性が無い事を知ってるのねぇ。
そう言えば水コンの時も魔法を扱ってたけれど、エリスから教えて貰ったのかしら?」
まずい。
エリエットに話すかどうか考えて無かったわ。
まぁいいや、図書館に入り浸ってるし適当に覚えたと説明しとこ。
「図書館でエリスの呪いの事で調べてる時に魔法の本を読んでさ、それでちょっと」
「ふぅん……勇者様、試しに少しだけ魔法見せて貰っても良いかしらぁ?」
「うん? ああいいよ。……ほい」
エリエットにそう言われ、俺はゲルメンを出して手の中に風を起こす。
とは言え、イメージだけでは掌の中で風を発生させる程度しか出来ない。
ちょっとした進歩と言えば、強く意識しないでもすぐ発生させれるようになった辺りか。
「あらぁ凄いわねぇ。でも誰から習ったのかしらぁ、これ」
「い、いやだから本でー」
「嘘はダメよぉ勇者様ぁ。
その玉は
となるとそれは
私でも解読大変で習得に時間かかったのに、勇者様がそんな簡単に習得出来たら色々困るわぁ」
そう言って彼女は指を振り、俺と同じくゲルメンを出して見せる。
現れた3つの玉は彼女の指の周りをクルクル回り、緑赤青と瞬く。
「私の
でもその能力を以ってしても、
しかも
だから勇者様の習得の早さは、あまりにも異常。
不自然なのよぉ」
ゲルメンを消し、エリエットは腕を組んでそう続けた。
まずい、速攻バレてんですが。
出来れば他の属性習得まで言いたくなかったが、流石にこれ以上嘘を吐くのも良くない。
仕方ない、ちゃんと話そう―――。
□ □ ■ ■ □ ■ ■ □ □
「エリスに教えて貰ったにしては妙だと思えば、まさか……。
本当、勇者様って予想外の事を引き付けるわねぇ」
一通り全部を話し終えると、彼女は額に手を宛てながら深く溜息を吐く。
あれ、もしかして色々まずかった?
「勇者様が契約したのは別名、三つわれの星の釘と呼ばれる叡智の妖精よ。
通称・トゥリーシィスルね。
古い本を好み、本を渡り歩くと昔の言い伝えで有名な妖精の1つ。
でもまさか実在するなんてねぇ」
「もしかして結構有名なの?」
「魔法を扱う者は皆知ってる名前よぉ。
歴史に名を残す魔法使いは皆、トゥリーシィスルと契約をして知識を得たと言われてる程なの」
まじかよ。
胡散臭い自称・本の妖精とばかり思ってたわ。
色々すまんトゥリ。
「けれどトゥリーシィスルを名乗る悪い妖精も多いわ。
だからそう言った話は私かエリスにして欲しかったかしらぁ。
悪質な魔族が化けてるケースもあるから危ないのよ」
「ごめん……」
「けれどあの子の呪いをどうにか出来るなんて、期待を寄せた私のせいもあるのよね。
ごめんなさいね」
そう言ってエリエットは謝る。
確かに切っ掛けはそうだったかも知れない。
だけど、トゥリと契約しようと思ったのは俺の意思だ。
「いや、全然エリエットは悪くねぇよ。俺が自分で決めた事だしさ……エリエットのせいじゃない。
ケド、これから何かあったら出来るだけ相談するようにするよ」
「ええ、わかったわ」
彼女はキシリと椅子に身を預けると、いくらか安堵の表情を見せた。
しかしエリエットが
いやでも、魔法に詳しい事を考えたら当たり前か。
「にしても言い伝えにあるトゥリーシィスルねぇ……そうなると本がある場所から出れないのよね。
出来れば私も会いたかったわぁ」
「そう言えば聖女は
「そうなのよぉ。
あそこには大昔の魔王が記した本も保管されてて、凄く興味があるのよぉ。
けれど
エリエットは凄く残念そうにそうぼやく。
しかし魔王が記した本が置いてあるとか、聞いてないぞ俺。
つーか何が書き残されてるんだろう。
少し気になるな。
「あれ、ちょい待て……?」
そんな話をしながら俺はふと違和感を覚える。
今の話だと聖女もとい、
そうなると―――
「なぁエリエット。その話だとイリスおかしく……はんがっ!?」
「お邪魔しますエリエット!
気のせいか私のわたくしの名前が呼ばれた気がしたのですが、失礼しますわ!」
俺の疑問はドアアタックで遮られる。
顔面にドアを受けたせいで、痛みはさっきの比では無い。
ぶつかった瞬間、鼻がゴキャリなんて音を立てた気がするんだが……。
「―――こ、こんのぉ!! おま、絶対狙ってんだろ、ふざけんなッッ!!」
「やっぱり勇者さんここに居たんですね! 女性の部屋に隠れるなんて、非常識かしら!」
「……やっべ」
怒りの余り怒号を飛ばしたと同時に我に返ると、傍らではエリエットが腹を抱えて大爆笑。
イリスに発見されてしまった俺はその場からマッハで逃げだした。
□ □ ■ ■ □ ■ ■ □ □
それから逃げ回るも逃げ回るもことごとくイリスに発見され、
「だからさ、俺にはエリスが居るんだし無理だって」
「でもそのままではエリスとご結婚出来ません。
しかし、私と結婚すればその、エリスとも家族になれます!」
また同じ事の繰り返し。
諦めた俺は、大人しく自室に戻った。
こうなったら逃げても意味ないしな。
しかしこれだけ言っても全く諦めないって……。
てーかさり気無く、例の婚姻届を差し出さないでほしい、ほんと。
「あのね、人の話は聞きましょうかお嬢さん?」
断りを無視するお嬢さんが差し出す用紙を俺はサッと隠す。
「ど、どこに隠したんですか勇者さん!!
返して下さ……あれ?
どこに消えたのですか! 非常識ですよ勇者さん!」
「なんて事でしょう!
大切な大切な届けが紛失とは……これはもう駄目ですね。
では、この件については御破談っつー事で」
俺は白々しくそう口にし、諦めを勧める。
だが彼女は諦めず子犬のように俺の周りを回っては、必死に用紙を探す。
……悪いな。
届けは守りの腕輪に収納したから、どこにも無いぞ。
「はぁ……仕方ありません。
控えの用紙ならまだまだあります、どうぞ!」
「おい束っておかしいだろどんだけ持ってんだよ!?」
「ああっ!
はたき落とすなんて何て事をするんですか、非常識ですわよ!」
えーっと、それを君が口にするかな?
「そうじゃぞぉ勇者。
婚姻届は特殊な紙を使っておって高いのじゃ。紙と言えど大事にせぬとな~」
「この子が無駄に用紙を使ってる事にはお咎め無しでしょうか国王サマ……」
いい加減に面倒になり、諦めた俺は椅子に座ると、溜息と共に疲れが圧し掛かる。
大体結婚っつーのは、好き同士でするもんだよね?
俺の気持ちがめっちゃガン無視されてるんだケド。
「あーあハルちんったらイリス困らせてひっどいんだー!
そんなハルちんにフェリちゃん大ショックー」
と、これまた最近部屋に来るようになった聖女の一人が混じってくる。
……何でこんな人増えてんだろ俺の部屋。
「そうじゃそうじゃ。
てな訳でお主は早く、サモシャで変身しておっぱいをモチモチさせるのじゃ」
「そんなに胸揉みたいなら自分の腹でも揉んでて下さいまじ。
自分の世界じゃピザっ腹とおっぱいの柔らかさは、同じだと常識でしたよ」
「まじでぇ~?
そのような話でこのおっぱいマスターのワシを騙そうなどとは、甘く見られたものじゃ。
良いか勇者よ?
おっぱいとはただの柔らかさじゃだけではなく、弾力と共に癒しが無くてはならん。
して自分のお腹など柔らかさに自信はあるが―――何……?
この柔らかさ、この触り心地は馬鹿な!?
そんならめぇ……ワシのお腹しゅごいのぉおおおおおおおおんっ」
「もうヤダこの国王サマ」
どっかの姫騎士2コマ堕ちでもあるまいし、即堕ち早すぎ。
俺はヘヴンボイスを上げるおっさんを尻目に、見慣れない珍客へ顔を向ける事にした。
「で、どうしてこの2人まで居るの?
えーっと北国色白美人さんのサキュバス2人……名前なんだっけ」
「ラ、ラムリアです」
「マヴェリアですっ」
俺の問いに、ビクリと身を縮み込ませながら2人が答える。
この2人は水コンの際、観客たちを操った北の魔王の部下のサキュバスだ。
あの後、どうなったのか知らなかっただけに、今ここに居る事に少し戸惑う。
チラリと見やれば、叱られる前の子犬のように目を泳がせる。
水コンの時に比べ、かなり印象が違うな。
頭には印象的な髪留め二つをおそろで付けて、似通った名前からして姉妹なんだろうと伺える。
しかし露出の無い黒のローブってのもあってか、とても大人しく見える。
でも出るところは出てるから、見た目は相変わらずエロいちゃエロいが。
「北の魔王が倒されたから、この子達も処分するのが普通なんですけれどね。
けれど知能の高い魔族は仲間意識が強くてねぇ……こちらに正当な理由があっても、酷い扱いをすると報復が厄介なのよぉ。
だから色々な兼ね合いで、処分はとりあえずなしになったの。
で、この後はどうしましょうかって、勇者様の意見を聞きたくて連れて来たのよぉ」
「ふっふっふ。
こ、こんなモチモチおっぱいの持ち主が悪い魔族とは思えんのからのう~。
あ、あぁ~お腹やばいんじゃぁ」
「国王サマは引き続きご自慢のお腹を堪能してて下さい……。
―――で、それは良いとして。
部屋の外に積まれてる家具やらの荷物は何なの?」
「あぁ、もしこの国で保護するって事になった時の事を考えてぇ、事前に彼女たちの荷物を運ばせたのぉ。
で、どうしたら良いかしらぁ勇者様?」
「そこまでしておいて俺に選択肢なくね? もう好きにして良いんじゃないかな……」
連日続く面倒や今までの事を思い返しては、今更と言った言葉が頭に浮かぶ。
本当にマズイならエリエットがOKしないだろうし、問題無いだろう。
まぁ最悪、国王の責任だよなこの場合。
「そうか~。じゃあ後は続柄をどうするかじゃのぉ~」
「続柄、とはあの、その、どう言う事なんですか?」
「勇者に許されたと言う事で終わりじゃないんですかっ」
「それじゃと万が一あった場合に困るしのう。
それにお主ら魔族をそのまま受け入れてしまうのは国として少々問題なのじゃぁ。
よって、2人は勇者と血縁と言った形にすれば丸く納まるのでそうしよう、と言った話なのじゃ」
「待って国王サマ、俺そんな話聞いてないしそれ全部俺に丸投げしてませんか?
ねぇ聞いてます?
お腹触って気持ち良さそうにしてないで答えて下さい。
ねぇイザーク国王サマってば」
「血縁、ですか。そうですか。そうなりますと……」
「流石に妹には無理がありますし、姉と言ってもキツイ物がっ。ああどうしましょう」
2人は顔を見合わせるとおずっとこちらを見やり、その視線で頬に汗が伝う。
こう言った姉妹とか双子系が引き起こすイベって、大抵が……
「で、では妻と言う事で、精一杯頑張ります」
「不束者ですがよろしくお願いしますっ」
「おいぃいいいいいいやっぱこんな流れになんのかよ!
知ってたよわかってたよ。
1粒で2度おいしい、定番の姉妹丼♪ ってな!
っつーかそんなら姉で良いじゃん、何で妻なのマジいみふ!!」
「あらぁなんだか楽しそうねぇ? 私も混ぜて貰おうかしらぁ~」
「やめろエリエット、お前が来ると確実にカオスイベになっから。
ちょ、あの……エリスさん何やってんすか?
落ち着いて、待って、待って。
エ、エリスさぁあん?
どうして無言でスカートめくり上げてるのかな?」
「いえ、折角の場ですから……本妻を取り決めてしまおうかなと思いまして。
ですがその前にハルヒトさんを惑わす穢れは、自分の
「ストォオオオオップ!
目が座ってる、目が座ってるからまじ!」
美脚女神が破壊神に変わる前に慌てて止める。
最近イリスの件でちょくちょく拗ねたり妬いたりしてるだけに、まじ怖い。
「そうですよアナタたち。
私が届けにサインに貰ってないと言うのに、割り込みは感心しません。非常識かしら!」
「はいはーい。そうなると公平を期すべくフェリちゃんも加えるべきかとー」
「だーもう、ややこしくなるから2人まで混じってこないでほんと!」
いつの間にか狭苦しくなった自室で俺は大声を上げる。
そんなこんなでサキュバス2人は俺の姉と言う事で落ち着き、その頃には夜が更けていた……。
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