第5話 僕の思想日記
今回も一部過激な表現がありますが、犯罪行為を推奨するものではありません。ただの愚痴です。しかし僕は救われたようです。その出来事が起きた日の思想の日記です。
大変読み辛いので最後の2段落だけでも読んでくださると嬉しいです。それでは
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僕は今日5時間しか起きていられなかった。起きて朝ごはんを食べたら息が切れて寝ることにした。
昼ごはんのために起きようとする。
耳元で甲高い声が聞こえる。
「許さない許さない許さない許さない。何で俺が何で俺が、死ねばいいのに死ねばいいのに」
そうだよな、そうだよね。僕は生きてちゃダメなのかもね。
そう肯定すれば静かになる。建前でもそう思い込めばいい。
それはいつしか僕の本心になっていた。それは嫌だった。僕は新しい事業を始めた。社会的地位を築くために。人脈を増やすために。当然耳元ではあの音が聞こえる。
煩いだけだ。無視すればいい。うるさいだけだむしすればいいうるさい煩い煩い音だ。
「死ねばいいのに」だから生きる価値のある人になるんだ。「どうせなれない」なるんだ。「許されると思うのか」何に?「お前は生きる価値がないんだ」そうなのか。
そうだよな僕は頑張ったんだ。その結果ダメだったんだ。諦めるしかないか。
目が覚めた。19時だ。昼は何処かに行ったようだ。スープとグリルチキンを食べてベットに倒れる。
統合失調病じゃない。ただ原因不明な幻覚と妄想だ。僕は病気じゃない。
「お前持病持ちだろ?」
僕は病気だ。何で恐れていたんだろう。病気で何が悪いんだ。少し人と違いだけじゃないか。むしろそれが天才ってもんじゃないか?僕は天才だ!
「お前が天才?んなわけない」
じゃあ証明してやる。俺は天才だ!お前は俺を強くしてくれた!すごく感謝する!ありがとう
音は消えた!すっきりした!あの不快な音は、否定の音は悩んでただけだった。弱い自分の心が精一杯虚勢を張ってるだけだった!
僕の芯は一本だ。あとは周りの環境を整えよう。消して曲げてはいけない。その芯の周りに「環境」と言う肉をつけて僕と言う人間を作っていくんだ。
僕は4人の人間を大好きで、信用して、尊敬してる。だからこの人たちを真似て、くっつけて生きていく。
もしかしたら何人か人じゃないかもしれない。2人は家族で、1人は大親友で、1人は神だから。何なら僕は人間じゃなくなるかもしれない。
それでいいじゃないか
僕は明日へと踏み出していく。
僕の思想日記 竹梅 @Ume-suke
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