ラスト①
(あらすじ)
あれから超能力者は社会で大きな貢献ができることがわかり、人手不足が目立つ分野などで活躍をした。もちろん全員が全員そういった道を選んだわけではない。
超能力者への理解が進むと同時に、様々な特性を持つ人たちが活躍できるようにダイバーシティやインクルージョンも今まで以上に進められていった。結果的に超能力者というとても特殊な存在がそれに拍車をかけることになった。
僕たちはそれぞれの分野での活動と並行してこれからも超能力者のために活動を続けることになった。
あかりは超能力者専門の心理カウンセラーになることを決め、僕の紹介でペンギン調査団との連携をしていくことになった。彼女の意向で名前は表に出さないように出来る限りの配慮をした。
(あらすじ終わり)
時はさかのぼり、
隕石落下予定日の一ヶ月後
一樹「結局隕石は落ちなかったな。」
あかり「うん」
一樹「僕らが行動したことで何かが変わったのかな。超能力者は見つけたけど、原因は分からずじまいだ。」
あかり「うん」
一樹「何だったんだろうな。本当に僕は未来の僕に会ったのかな。夢みたいだ。」
あかり「夢じゃないよ」
一樹「とても不思議な経験だった。」
あかり「うん」
一樹「これで未来は変わってるのかな。」
あかり「変わってるよ」
一樹「そうだといいけど。」
あかり「うん」
あかり「ねぇ」
一樹「ん?」
あかり「ギュってしていい」
一樹「、、いいけど」
、、ギュウ
一樹「・・(強い、、)」
あかりの瞳から涙がこぼれる
あかり「このまま、ずっとこうしてて」
一樹「・・・(ずっと??)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます