回想

隆幸「オレ気づいたねん」


雅人「何に?」


隆幸「Dr.Monkは人気が出てきたけど、」


雅人「うん」


隆幸「わいのファンが少なすぎる!!」


一樹「あぁ、たしかに」


隆幸「おかしいやろ!わいボーカルやで!」


雅人「うーん」


隆幸「普通ボーカルがキャーキャー言われるのが相場やろ!」


一樹「たしかに」


隆幸「なんやねんこのバンドは!?」


雅人「うーん」


隆幸「一樹!おまえこの前ファンクラブ何人になった!?」


一樹「え~と、5000人?」


隆幸「雅人は!?」


雅人「ん~、4000人?」


隆幸「なんでオレは30人やねん!おかしいやろ!格差社会や!格差社会!」


一樹「そんなこと僕たちに言われてもなぁ」


雅人「う~ん」


隆幸「何がいけないんや、、、」


一樹「何がっていうか人数の問題じゃないし、おまえのファンは30人もいるんだぞ。目の前の人たちを大事にしろよ」


隆幸「ぐ、、正論を、、」


一樹「あ、そういえば隆幸宛てでファンレター来てたけど」


隆幸「え」


一樹「なつみさんだって」


手紙を受け取り、内容を読む隆幸


隆幸「・・・なつみさん、、ありがとう!!オレがんばる!!」


一樹「うちはしばらく安泰っぽいな」


雅人「よかった(笑)」


隆幸「うおーーー!!ぜったいやる!!!」


一樹「だからなんだって」

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