第7・?話9
俺達オカ研メンバーの、北条さんと紗理奈とで、オカ研の合宿の為に沖縄まで遣って来た。
オカ研メンバー沖縄に立つ。
俺達は空港を出るとタクシーに乗り、ホテルまで向かった。
沖縄には鉄道がない。何故かと云うと、不発弾が沢山埋まっているからだとか。まあ沖縄は第2次世界大戦の激戦地だった場所だったからなぁ。沢山有っても可笑しくない。其とは別に琉球王朝の財宝が、地下に眠っているからと云う話しもあるみたいだけど。
其れが北条さんが探すと言っていた事だったなぁ~。
なんか余分な事に巻き込まれなきゃ良いけど・・・
あ!でもモノレールが在ったなぁ~
「何をボーとしているの?ベイフィールさん?もうホテルに着くわよ?」
と北条さんが話し掛けて来た。
空港から随分北東に移動したみたいだけど?
「わぁ~!綺麗な海!」
と紗理奈が左側に広がる、綺麗な海を見ながら喜んでいた。
そしてホテルに着くと、チェックインしてから部屋に入った。
海側の部屋か、海が綺麗だ。
ふ、とベットを見ると
「え!?ダブルベット?」
と俺が驚いていると!
「あ~、部屋代が少し安いから。」
と北条さんがあっけらかんと話した。
「え!勇!?ベイフィーさんと北条さんも一緒に寝るの?」
と紗理奈が恥ずかしそうに言うと
「あら?お邪魔だったかしら?」
と北条さんが微笑みながら言った。
「わ!私ソファーで寝るよ!」
と焦りながら二人に向かって話した。
只でさえ紗理奈のアパートで壁際に転がって寝てるとは言え、一緒に寝る時落ち着かないのに、この上北条さんまで加わったら!
「からかってご免なさい。まあ良いじゃない?女の子同士何だし。其れにソファーじゃよく寝れないでしょ?」
と北条さんがちょっと心配そうに話した。まあ女の子同士と言っても、俺の方は中身は男だけどね。
ここまで心配して貰って、断るのも忍びなく思い、渋々同意した。
「そんな事より水着に着替えって海に行くわよ!さあ!ベイフィールさん!この水着に着替えるのよ!」
と北条さんが白いセパレートの水着を差し出した!
「え~!」
と嫌がっていると紗理奈が
「一緒に行こう!勇!?ベイフィールさん!ベイフィールさんと一緒に海に行きたい!」
と眩しい笑顔で俺に話し掛けた!
此れはたまらない!
「い!行きます・・・・」
「中山さんには弱いのね。ベイフィールさんは。」
と北条さんに言われて仕舞った・・・
「其れじゃこの水着に着替えましょうね!」
と北条さんが嬉しそうにノリノリで、俺の服を脱がし始めた!
タンクトップを脱がし、ショートパンツを脱がして来て!
「じ!自分で着替えられるから!あ!ちょっと!あ!ちょっと!あ!あ~・・・・」
またムリムリに着替えさせられて仕舞った・・・・
「まあ良いじゃない?どうせ一度私を裸で・・・お!押し倒した時に・・・見られてるんだから・・・その時、キ!キスまでしたんだし・・・」
と北条さんが途中から恥ずかしそうに話した。
「あ~!思い出しちゃったよ!もう~!勇!?ベイフィールさん!何遣ってるのよ~!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
と紗理奈が怒り出した!
その時俺は空かさずその場で!
「わ~!ゴメ~ン!」
とエクストリーム土下座をした!
「あ~もうぉ~、しょ~がないなぁ~!」
と紗理奈が笑いながら許してくれた。
そして気を取り直し、俺達はホテルの前に広がる、美しい海へと出た。
北条さんは髪をアップにして、黒い大胆な水着を着てる。
其れに対して紗理奈の方は、ツインテールにして、花柄の可愛い水着を着てる。
其れにしても日差しが眩しいし暑い。
俺は蒼く広がる空を見上げ、手をかざした。
夏の海に女の子二人と一緒かぁ~・・・
やっぱりキャッ!キャッ!ウフフ!なイベントが発生するのかな?
あ!でも今は俺女の子だから去れる方に成ったら!?
「ちょっとベイフィールさん?何をニヤけた顔をしてるの?可愛い顔が台無しよ。」
と北条さんが話し掛け来た。続けて北条さんが
「やっぱりベイフィールさんはスラッとしてカッコイイわ。私のシュシュでポニーテールにして正解ね。」
と俺の身体をマジマジと眺める北条さん。
「ちょっ!ちょっと!余りジロジロ見ないでよ~。」
と俺は恥ずかしく成って、両手で前を隠した。
「も~何!二人でイチャイチャしてるのよ~!」
と紗理奈が顔を膨らませて言った。
決してイチャイチャじゃ無いから!
とバカを遣っていると、北条さんがパラソルの下に行き、背中向きに横たわり、ブラのホックを外すと
「其れじゃベイフィールさん?日焼け止めを塗って貰えるかしら?」
こ!此れは!このイベントは!
正か!自分が遣る事に成るとは!
「あ!私が塗って挙げるよ~。」
と紗理奈が俺の前を通り過ぎ去って行った!
え~と、あれ?
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
俺はその場で両手を着いた・・・・
「ちょっと勇!?ベイフィールさん!バカ遣ってないで早くパラソルの下に来なよ~!日焼けちゃうよ~!」
「はい・・・・・」
と紗理奈に呼ばれ、力無く返事をして、パラソルの下に行った。
そして北条さんに日焼け止めを塗り終わると、紗理奈が
「其れじゃベイフィールさん!私に」
紗理奈が言い掛けた時き!北条さんが紗理奈に日焼け止めを塗ると塗って仕舞った!
そして!
「其れじゃ今度はベイフィールさんの番ね。」
と北条さんがまた嬉しそうに話し掛けた!
「俺!?私はいいから!」
すると北条さんが楽しそうに日焼け止めを塗って来た!
「あ!ちょっと!あ!ちょっと!そこ違うから!あ!あ~・・・・・」
隅々まで塗られて仕舞った・・・・・
そしてまた気を取り直し、海に入って遊び始めた。
紗理奈と北条さんとで水の掛け合いが始まったぞ!
やっぱり此れですよね~
「ねえ?遠くに軍艦がいるね!」
と紗理奈が指差す先に、大きな艦艇がゆっくり横切るのが見える。
「あ~、沖縄には同盟国の軍事基地があるから。そろそろ戻りましょうか。」
と北条さんが言った。
その時!
「勇太よ。あの艦艇は同盟国の物ではないぞ。」
とブレスレットのガイバーンがコソコソ話し掛けて来た!
「何だって!」
「其れに史実には無い動きだ。もしもの時は。」
「俺達が動かなくちゃ成らない時もある・・か・・・・」
「我々の存在が少なからず、影響しているかも知れないぞ。勇太よ。」
「解った頭に置いて置くよ。」
俺達はホテル内へと戻った。
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