第7・?話3

アキバでコスプレカフェでバイト中、近くの大通りの交差点で獣魔が現れ、暴れていた。俺は店から飛び出し、ダークエルフに変身した。


「よし行くぞ!」


「待ちな勇太!アンタは今、不調だし其にこっちに現れる獣魔は、強く成ってる。此処はあたしに任せな!」


とガラナが言って来た!


「そうだぞ勇太!不本意だろうが、此処はガラナに任せた方が良いぞ!」


と飛行形態のガイバーンが言った。


「解ったよ。」


俺は素直にガラナに代わって貰った。


ガラナに代わると年齢的に17歳辺りから23歳辺りに上がって、身長も162センチ辺りから178センチ辺りに変わる。


ガラナは羽を出して飛び上がり、魔法攻撃を始めた!


「光の精霊よ。ライトニングアロー!」


ガラナが上から光の矢を放った!

だけど獣魔の腕を擦った程度だった!


「コイツ!前より素早いねぇ!なら!風の精霊よ。ショットウェーブ!」


今度はガラナが衝撃波の魔法攻撃を放った!魔法攻撃が当り、獣魔はよろけた!だけど獣魔は体勢を整え飛び上がり、ガラナに向かって来た!


「ライトニングアロー!」


ガラナは再び光の矢の攻撃をした!だけど獣魔は避けた!


「仕舞った!」


「ガラナ!俺に代わって!」


俺はガラナから代り、向かって来る獣魔に対して


「居合掌!」


獣魔の鳩尾に気を集約した打撃を与えた!獣魔は墜落して倒れ込んで動かない!


「今だ!ガイバーン!」


「了解!粒子分解!」


獣魔は光と共に粒子分解して、消えて行った。


その時避難した人達が


「井の頭公園のダークエルフが、モンスターを倒してくれたぞ!」


と言っているのが聞こえて来た!


「遣るじゃな~い勇太!」


「ありがとう。それじゃ二人が心配してるから早く戻ろう!」


俺は上空にいる飛行形態のガイバーンに飛び乗り、一旦その場を後にした。


俺はガイバーンを光学迷彩にしてバイト先のビルの屋上に着地させ、ブレスレットに戻した。


そしてバイト先のフロアへ、二人の元へと走った!


そして!


「勇!?ベイフィールさん!」


紗理奈が泣きそうな表情を浮かべ、飛び付いて来た!


「紗理奈!」


俺も戸惑いながらも、紗理奈を抱き締めた。


は!


紗理奈の胸と俺の胸が当たって、何とも言えない感触が・・・・其に加え未だ俺と紗理奈が、バニーガールの姿のままだから・・・・こ、これは・・・


堪らない!


「ベイフィールさん!また無茶して!」


とそんな事を考えていると、北条さんの心配しながらも、俺を怒る声が聞こえてきた。


「ゴメン・・・。」


「所で怪物は?」


と紗理奈。


「俺!?井の頭公園のダークエルフが倒したよ。」


と俺は答えた。


「私もその場に居たかったわ。」


と北条さんが悔しがっていた。

続けて北条さんが


「所で貴女達、何か・・・何と言うかその・・・そう言う関係なの?」


と北条さんが顔を赤くしながら言った。


「え!?」


俺と紗理奈でハモって言った。


「そう言う関係って?」


と俺は北条さんに聞くと、北条さんがまた顔を赤くして


「今の貴女達を見ていたらその・・・まるで恋人同士の様な・・・その・・・不純同性交遊はダメよ!」


と恥ずかしながら言った。


其を聞いた瞬間、俺と紗理奈はパッ!と離れた。


不純同性交遊?あ!今はダークエルフの女の子だった!


「えー!いやそんな事して無いから!」


と俺は顔を赤くして否定した。ふ、と紗理奈を見ると顔を赤くして下を向いていた。


「べ、別に私は其でも構わないよ・・・」


と紗理奈が呟いた。


ちょっと紗理奈さん?


その後、獣魔の影響で店がゴタ付いて、未だ上がる時間じゃ無かったけど、俺達は帰された。


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