第11・6話

ある夏休みの朝、紗理奈が


「ねぇ!勇太!海に行かない?」


「え!?海?良いけど水着持って無いよ。」


「え!良いじゃな~い!カワイイ水着を買いに行きましょう!」


ガラナが乗って来た。


「良いでしょ!其れじゃ一緒に買いに行こうよ!」


「うん!」


「また一番近い○1で買お!」


は!このパターンは!嫌な予感

がする!○1の近くを歩いて居ると


「あ!中山さんと空渡君!どうしたの?」


また北条さんに出会した。

ヤバイ!

北条さん、実は待ち構えてるんじゃないのか?


「勇太と海に行くんだけど、水着を買いに行こうと思って!」


また言わなくいい事を!


「其れじゃ私も付き合うわ。」


ヤバイ!俺はまた逃げようと思ったらまた両腕をガッチリ捕まれていた!


「逃がさないわよ!」


とまた北条さんに言われた。

そしてまた二人に連行去れてしまった。


「あれ?此処は女性用水着コーナーだけど!」


「当たり前でしょ。空渡君は女の子なんだから。」


しまった!うっかりしてた!

今は女だった!男用の水着しか考えて無かった!


「其れじゃ色々試して見ましょうね。」


と北条さんが嬉しそうに言った。

そしてまた成すがまま、成されるまま着せかえ人形に去れて仕舞った・・・・・


「これ生地が小さいんだけど。」


とまた消え掛けた心の炎を震い起こし、クレームを付けた。


「仕方ないわねぇ。」


と北条さん。今度は色がピンクで横が黒のヒモの格子状の様に成った物に去れた。生地が小さくないからいいか?また突然ガラナに代わった。


「やっぱりガラナさんだと似合うね!」


「ありがとう!紗理奈ちゃん!」


と紗理奈。最初からガラナにしてくれ!そして会計を済ませて

店を出た。


「吉祥寺の駅から電車で行きましょう。」


と北条さん。


「ガイバーンさんに乗れば速いんじゃないかな?」


と紗理奈。


「ガイバーンは二人乗りだぞ。」


「私が勇太の膝の上に乗るから大丈夫!」


と紗理奈。


「あら、私が空渡君の膝の上に乗るから大丈夫よ。」


と北条さん。個人的に問題があるので勘弁して下さい。


「二人が後のシートでよろしく。」


「えー!」


と二人がハモッて言った。

結局ガイバーンで海の上空まで飛んで来た。


「何処に着陸しようか?」


と俺は二人に聞いた。


「あの島の近くにしよ!」


と紗理奈。


「ああ、江の島ね。」


と北条さんが言った。

俺は降りられそうな砂浜を

探して着陸した。

光学迷彩にしてあるから誰も

気が付かない。ハッチを開けて

俺達は降りた。皆もう水着だった。紗理奈の水着はフリルが付いていてカワイイ。北条さんのは少し際どいなぁ。


「どお?私達の水着?」


と北条さん


「いいね!」


「私も混ぜてくれ!」


とガイバーンが言った。


「混ぜるのは良いけど、お前ロボットだろ?」


「忘れたのか勇太!凱刃アンナにマテリアルチェンジするから大丈夫だ!」


「ガイバーンさんは水着持ってるの?」


と紗理奈が言った。


「大丈夫だ!紗理奈よ!ネット上で見付けた物をマテリアルチェンジで作成するのでな!

其ではマテリアルチェンジ!凱刃アンナ!」


とガイバーンが叫ぶとガイバーンが粒子分解して凱刃アンナに再構築した。そしてマテリアルチェンジで水着を作成して装着した。


「おい!ガイバーン!?」


「何だ!勇太?」


「あら!素敵。」


「デカブツ!あたしのと交換しな!」


「ガ!ガイバーンさん!?其れ水着じゃ無くて其れじゃコスプレだよ!」


「え!?」


「其れはラ〇ちゃんのコスプレね、私的にはOkよ。」


と北条さんが大変満足気だった!?

物凄く目立って来たぞ!


「と、兎に角何処かの物影に隠れよう!」


と皆と近くの海の家の裏に隠れた。


「びっくりした!も~ガイバーンさん少しセンスがズレてるから!」


少し所じゃないと思うけど・・

・・・


「此じゃ不味いのか?」


「私のと交換しましょう。」


と北条さん。北条さんの水着も

少し際どいけど


「あの子の水着でマテリアルチェンジしたら?」


と砂浜を通り掛かった女の子に指差し、俺はガイバーンに提案した。


「あのボーダーの水着か、解った!」


ガイバーンはラ〇ちゃんのコスプレから、ボーダーの水着にマテリアルチェンジした。


「何か微妙に違う気がするんだけど。」


「あ!ストライプの色が

あのボーカロイドのパンツの色ね。流石ガイバーンさんだわ。」


と北条さんが感心して居た。

微妙に可笑しい気がするけど

さっきより増しか!?

俺達は海の家の裏から出て

海で遊び始めた。海に入ったり

泳いだりした。


「やっぱり海に来たら女の子と水の掛け合いをしなくては成らないのか?」


「何バカ言ってるんだい勇太!」


とガラナに言われてしまった!


「あたしに代わりな!」


とガラナに代わった。

あれ?何かまた違う意味で目立ってるぞ!ガラナに代わると

身長が伸びてスタイルも良く成るし、色っぽく成って胸も大きく成るからなぁ。この場で見れないのが悔しい!


「勇太、アンタには後で幾らでも、見せて挙げるわぁ。」


とガラナに色っぽく呟かれた。

其れに仕手も、何も持って来て無いんだけど。


「ガイバーンさん!スイカ出して!」


と紗理奈が頼んだ。

すると砂浜にスイカがマテリアルチェンジして現れた。


「後棒も!」


「了解!」


すると紗理奈の手に木の棒がマテリアルチェンジして現れ紗理奈がつかんだ。そしてスイカ割りを始めた。俺と北条さんは紗理奈を有らぬ方向に誘導して

いたら


「あ~!焦れったいねぇ~!エア!」


「あー!魔法はだめー!」


と慌てて止めた。


「勇太よ。打っていいか?」


今度はガイバーンがガトリングガンを出して来た!


「誰がスイカ割りをするのに

ガトリングガンを使うアホが

居るんだ!」


「ダメか?」


「ダメだ!」


とそんなやり取りをしてる間に紗理奈がスイカを割った。

(その後皆で美味しく頂きました。)


「其れじゃ帰ろうか!」


「うん!」


そしてガイバーンに乗って帰路に着いた。

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