第19話
翌日、学校での授業が終わり、放課後のオカルト研究部の部室で女の子ガイバーンがもう一体の凱刃アンナを作成した。2号機か、奪取去れない様に気を付けなきゃ。
「私が居る時は光学迷彩になる様にしたわ。それと念の為、武装して措いたわ。」
と女の子ガイバーンが言った。
「これは遣り過ぎじゃない?それと、
〔私は帰ってきたぁー!〕と叫ぶんだぞ。」
と俺は女の子ガイバーン2号機に言った。
「何の事を言ってるの?」
と女の子ガイバーン2号機に言われた。何だっけ?
「ロボットのコスプレしている見たいで、格好いいわ。」
と北条さんは喜んでいた。
「ありがとう。」
と女の子ガイバーンが嬉しそうに言った。
「それじゃ配置しよ!」
と紗理奈。
其から1週間が何も起きずに過ぎ様としていた。
その日の放課後オカルト研究部の部室で。
「やっぱり安易過ぎだったかな?」
と俺は少し反省した。
「ねえ!ちょっと思い出したんだけど、ガイバーンさんのブレスレットにスマートホンを近づけた時に、獸魔が現れてる気がするんだけど!」
と紗理奈が突然少し興奮気味に言った。
「そう言えば夏のイベントの時に、空渡君を撮影していたカメラ小僧に、スマートホンで撮ってる人が居たわ。」
と、北条さんが思い出し様だ。
「学校の時は皆で中山さんのスマートホンの周りにに居たわね。」
と女の子ガイバーンが言った。
「でも、始めて井の頭公園に獸魔が現れた時は、俺は遠くに居たよ。」
と俺は言った。
「あの日の夜、勇太が助けに来てくれた時の前、入り口の方に歩いて来た勇太に擦れ違ったのよね。多分その時・・・・。」
と紗理奈が説明した。その時突然部室に冴木さんが入って来た。
「ちょっとぉ~また置いてきぼり~?あ!
何そのロボットのコスプレ!すごーい!」
とスマートホンを出して写真を撮った。
その時ガイバーンのブレスレットの近くを
掠めたが・・・・何も起こらない。やっぱり違うのか?
「違ったのぉ?」
と当てが外れてしまったのかと、言わんばかりに紗理奈が言った。その時北条さんも、残念そうな表情を浮かべていた。
「どうしたの?しんみりしちゃって?」
と冴木さん。
「空気読まないねぇ~このおバカは。」
とガラナが言った。冴木さんには聞こえないけどね。
「ベイフィールさんのブレスレットにスマートホンを近づけると、獸魔が現れると思ってたんだけど・・・・。」
と紗理奈が力無く言った。
「ちょっと時間が掛かるんじゃないのぉ?」
とあっさり言った。その時皆がはっとした顔をしていた。そう言えば最初の井の頭公園の時もそうだった。そうして居る内に中庭から
グァァァァァァァァァァァァァァ!
キャーーーー!
獸魔だ!
「ニーニャは呼んである?」
と北条さんに聞いた。
「ええ、一階の校舎に居るわ。」
と北条さんが応えた。
「行くわよ!」
と俺は女の子ガイバーンに言った。
「いきましょう!」
とガイバーンが応えた。俺達は獸魔を倒し異世界に戻る為、中庭に急行した。
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