悶える

な、な、なんなの!?


自分の部屋の机に向かいパソコンをいじっている。最近はパソコンで頑張って小説を書くようになっていた。でも、さっきの言葉が頭に…耳に残っていて集中出来なくなっていた。早く小説書かなきゃ!と思った。別にそうゆうことをしたいとかではなく、あの顔がかっこよくて恥ずかしくなってしまった。

「頑張ろ…」



書き始めて約一時間、書いた文字数は10文字、ヤバイ…先輩に怒られる。


ベットに倒れると眠気が来た。寝たら終わる。先輩に怒られると思ったので頑張って起きる。なんにもしていないと先輩のかっこいい顔を思い出してしまった。

「あー!!!かっこいい!!!」

「へー、誰が?」

「へ…」

バタつかせていた足を止め扉のほうを見ると寄りかかっている先輩がいた。

「あっれー?おっかしいなー?まーなーせーんせーい?」

「ひっ…」

気がついたら先輩は私の目の前にいた。ベットに寝転んでいたので体が天井の方を向いていた。天井の方を向いているが、天井が見えるわけもなかった先輩が上に乗って不適な笑みをされてらっしゃるのだから。

「えっと……先輩?……」

「覚悟しろよ?…………」

終わった。

明日の私へ、腰はお大事にしてください。

そして、昨日の私を恨まないでください。

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