告白
いつも通り学校が終わり安達家にいる。先生は今日はいつも異常にそわそわとしている。
太陽達は出かけてしまっていて今があのことを聞ける絶好のチャンスだ。愛華と一緒にコタツに入っているが愛華は下を向いていた。
今…何時だ…
時計を見ると17時を回っていた。寝てしまっていたようだ。携帯を見ると隣で寝ている先生からメッセージがあった。開くと【先輩、大好きです】と書かられていた。隣で寝ている愛華の頬をつつく。愛おしいと思った。愛華のメッセージに返信する。
「好きだ…」
つい、口から出た言葉だった。愛華の耳が真っ赤になっていくのが見えた。
起きているのか?
試しに頬をつつくと更に赤くなる。
起きてるな…耳に少し寄り息をかける。
「ぴゃぁ!?」
顔を真っ赤にして飛び起きる愛華。愛華の反応があまりにも良く爆笑してしまった。
「わ、笑わないでください!」
むすくれる愛華に携帯を見てみろとジェスチャーをすると真っ赤になっていた。
そんな可愛いらしく愛しい人に頬にキスをする。
今までしたくてできなかったことができる。嬉しさのあまりにやけてしまう。にやけを隠している手をどけられ今度は愛華からキスをしてきた。軽いキスのつもりだったのだろう。離れる唇に再度キスをする。今度は深いキスをやっと手に入れた。気がつくのが遅くなってしまったが、これから今まで会って愛せなかった分をこれからの分も愛してみせる。
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