匂い

いつもと…違う匂いがした。先輩からいつもの先輩の匂いじゃなくて甘い香水の匂い。

こんなに匂うなら誰かと…そひゃ、先輩だって高校生3年男子恋の一つや二つましてや、あんな事やこんなことだってあるはずだ。気にすることじゃない。もしかしたらクラスの人との悪ふざけで香水を少し付けたかもしれない。すごくイライラしてしっている。いつもと違う匂いに先輩の匂いはすごく落ち着く。

気がつくと先輩に抱きついていた。

「先生?…」

先輩のいつもの匂いしない…大好きな…

大好き?…え?

顔が赤くなるのを感じる。いや、大好きでもきっと同業者としてだ!そうだ!

「なんでもないです!」

離れて机に向かうとしばらく顔の熱は冷めなかった。


先輩も帰りご飯もお風呂も済んで一人で部屋で久しぶりにパソコンを開いた。先輩に前々から頼まれていたことがある。先輩が書いた小説を読んでほしいとのことだった。先輩の作者名を聞いてあったため検索欄に打ち込むとなん作品か出てきた。先輩が言っていた作品を選択し一話から読み始める。明日、先輩が来た時に感想を話してほしいとのことだった。


読んでいるとあっという間に朝になってまった。なかなかよかった。でも、何かが足りなかった。3時になってしまいベットに入ると直ぐに眠気が来てしまい何かが足りなかった考えながら寝始めた。

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