3章

男ですよ

香水臭い…どいつらも…

唯一香水つけてないの先生くらいだろう。

あれ、会場に先生がいない。近くで他の人と話している近藤さんに先生の居場所を聞いた。先生は疲れたので先に部屋に戻られるとのことだった。先生の部屋に行くなら様子を見てきてくれと頼まれてしまった。

先生…愛華と昨日…

思い出すだけで顔が熱くなっていった。

俺のファーストキス…

変なことを考えている間に先生の部屋まで来てしまった。近藤さんにカードキーを貰っていたため、簡単に入れた。

「え…」

目の前にはお風呂上りの先生がいた。悪くないスタイル。歳相応と思えない胸の大きさ…エロい…って!!やばい、なんとかしないと…

「光永先輩だ〜先輩〜」

先生が濡れ状態でくっついてる。

奥にはいくつも封の空いた空き瓶が散乱していた。未成年なのに飲んだのか…。

「先輩〜香水臭いですよー?女の人とあんなイチャイチャしてー」

先生の体から目をそらす。

「先生、とりあえず、体拭きましょうか…」

タオルを取りに移動すると先生はベットに倒れ混んでいた。

「先生ー? 」

俺だって男なんですよ…

「先生が悪いんです。これ位いいですよね?」

先生の体を目を逸らしながらタオルで拭き着替えさせる。歳相応以上の体…キスマークで抑えたのは褒めて欲しいな…

てか、あんな年上の奴らとイチャイチャって先生…貴方はどんな目をしてるんですか…俺の好みはどっちかと言うと…先生みたいな人ですよ…。

すごく触りたい。欲求に身を任せたら今の関係が終わる。俺は会場に戻った。

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