2章

やってみせる

「はぁ…断れちゃったな…_」

断られてから一か月が経っていた。俺はある所で新しいバイトを始めた。作家さんのアシストだ作家にいるのかと思うがいるらしい。その作家さんは年が近いらしい。場所はそこまで遠くもなく近くもなかった。普通の住宅街のある一軒家に着いた。インターホンを鳴らそうとボタンに指をやる。

「お兄さん誰?」

後ろから声が聞こえ振り返ると小さな可愛らしい少年がいた。

「えっと、愛先生ってわかるかな?」

そう、今日からアシスタントをするのは愛先生こと安達愛華だ。今日から愛先生の元でプロの作家になってやる。

「愛ねぇのことかな?」

弟君なのかな?結構愛華に似てるしな。

弟君は走って家の扉に走っていった。こちらを手招きするので行くと大きな声を出して誰かを読んでいた。

「はーい、太陽?どうした…光永先輩!!???なんでここに!?」

「なんでだろうなー」

愛華はなにか思い出したかのように嫌な顔をしていた。

「まさか…今日くる新しいバイトのアシスタントって…」

「はい、俺ーでーす。宜しくお願いします。愛先生★」

「……」

露骨に嫌な顔してるな。

「お兄さん、今日から愛ねぇの小説手伝うの?」

横にいた太陽と呼ばれていた子が不思議そうに見ていた。

「うん、今日から宜しくね?」

「あい!僕、安達太陽です!」

あい!って可愛いなと思いながら頭を撫でる。

「とりあえず、どうぞ」

愛華にめっちゃ嫌な顔をされているが上がるときっちりと整理されている家があった。

「なにすればいいですか?」

「じゃぁ、とりあえず…脱いでください。」

は?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る