弟子になりたい。
今日はケーキを愛華にやろうと思ってケーキを学校に持ってきていた。家計大変とあのクソ教師に聞いたからだ。にしても…眠い…。
「ふわぁ~」
「やぁやぁ、あくびをして退屈そうだね、光永ちゃん、そんな君にビックニュースをプレゼントだ。」
ビックニュース?
「へーいいねーなーにー 」
「ちょーてきとうだなー!せっかく愛先生って奴の正体わかったのに…」
愛先生の正体!?
「教えろ!」
でも、愛先生の正体知ってどうするつもりなんだ…俺、脅しをしたいのか?違う。あ…そうか、俺、愛先生みたいになりたいんだ。
「この学校の1年、安達愛華が光永ちゃんの愛先生って?奴だよ。」
はっ?嘘だろ?あの痴漢狩りが?
「あんないかにもスポーツ系の奴が小説書くわけないだろ?」
「ふふふ、そんなこともいえと思ったから証拠写真取ってきました!」
綾田の準備のよさに驚いていた。
綾田が見せてきた写真には確かにこの学校らしい写真がTwitterに載せてあった。
「でも、これだけじゃわかんないだろ?」
「ふふふ、光永ちゃんだけに教えよう。俺はこの学校の校長の孫なのだ!」
何この展開…俺知らない。
綾田は内緒で全部のクラスに監視カメラを設置そして、愛華が放課中に携帯で小説を書いているのを発見し分かったらしい。
にしても、こいつの場合はほかの目的のがあったんだろうな…
「んで、愛先生の正体わかったのに行かないのかよ。」
「え?」
「お前が頑張って小説聞いてるの知ってるよ。弟子にでもなんでもなってこいよ。」
たまには、いいこと言うな。
俺は自分が書いた小説を、もっといろんな人に読んでほしい。
「弟子にしてください!!」
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