運動神経悪い
これが、本当に寂しい思いをした子供時代を送ってたんだったらまだわかるよな。でも普通に親はサラリーマンをしていて、お母さんもそんなに変わった人じゃなかった。怒り出すと止まらず、ちょっとけりが出る程度だけどそんなのだってもう10歳の頃には軽くかわしてた。
僕にはお母さんくらいしか交わせないけれど。
そこで思い出した。僕は運動神経があまりにもなくて走るのが遅くてみんなに笑われた。
だから僕も鈍いやつを笑うことにした。
その事を更に馬鹿にされても聞く耳は持たなかった。
誰かを笑ってれば自分が笑われてることは辛くなくなる、
少なくともその場は。
でも、やっぱり後で悔しくて
言った相手に飛びかかったりして
逆にボコボコにされた。
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