Character:《赤い咆哮》竜将軍エドヴァルト

 年齢:38歳

 種族:竜人族

 出身:南方・ラルゴ諸島

 身長:198cm

 体重:106kg


 好きなもの:竜人族、剣術の鍛錬、ジェリエッタ

 嫌いなもの:人間


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 赤い竜鱗ドラゴンスケイルを持つ竜人族の勇者。

 背負った大剣カラドボルグは旧世代、科学文明の遺産であり、現代では生成不能な超硬度金属で作られている。魔力を流し込む事で発動する高速振動ブレードとしての機能もついており、エドヴァルトの腕力・膂力も相まって『カラドボルグに切れぬもの無し』と称される。


 竜人族はもともと人間と共存している種族だったが、竜鱗ドラゴンスケイルの頑強さに目をつけた人間達が竜人族の子供を次々と誘拐、武器商人に売り払うという事件が発生したのが発端で人間達との関係が悪化した。

 やがては国がらみで竜人族の村を襲撃するようになり、これには温厚だった竜人達も激怒。当時最大の規模を誇る軍事国家を滅ぼした後、南方のラルゴ諸島へ一族ぐるみで隠遁する事となった。

 百年以上経過した今でも人間に対する竜人族の恨みは深く、そういった経緯からエドヴァルトも一族代表として魔王エキドナへ協力する事となった。


 エドヴァルト本人はクソ真面目を絵に描いたような実直な男。

 上に立つものとして常に努力を怠らず、敵味方問わず強敵には敬意を示す。

 基本的には人格者なのだが、その生まれ持った強さゆえに“弱い者の心がわからない”という欠点も併せ持っており、実娘のジェリエッタとしては長年の頭痛の種だった。


 戦闘時は背中から生えた翼で空を飛び、地から空から必殺の一撃を見舞う。

 また、体内の魔力を炎に変換して口から放つ《極大炎熱波インフェルノロア》は、魔将軍シュティーナであっても防御が難しい超火力を誇る。

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