いやー感動しました。宇宙ヒーローに相応しい壮大な舞台設定、反して人間関係はご近所づきあいと大変狭く、最初はギャップにコミカルさを覚えます。しかし途中から家族というテーマが浮き彫りになり、途端にこの設定が濃密なものと化けてくるのです。構成もお見事で、様々に散りばめられた伏線が結実するラストは感動必至!というわけで、皆さん、これは読んだ方がいい!