第5話人間たちについて
人間たちについて
わたしから見るあなた達は随分と自分勝手な生き物です。
見渡せば本当に自分のことしか考えてない。
1歩でも外に出れば周囲に気を張らせているわたしとは大違いだろう。
でも、人間とは自己中心的でなければならない。
今のわたしは死に近い存在、空気に溶け込む存在です。 他人が赤と言えば赤、白といえば白と言う、そんな人間です。
自分の意思をはっきり言わず、流されるままに過ごしている。
わたしならこんな人間嫌いです。
つまりわたしは今のわたしが嫌いです。
自己中心的でいいから、自分を持ちたいのです。
強く凛々しい人でありたいと願うのです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます