第3話 愛とは

愛とは


どんな形でも愛なのだ。


自傷でも大事にしても暗くても明るくても、

愛してる。

君への気持ち。

それが愛だ。


誰かへの気持ちが芽生えれば、それはすべて愛だ。


嫌悪感や自傷は、理想への屈折した愛だ。





そして、愛はいらない。


与えるものだから。


本当の愛を与えてくれる存在など、自分以外にいない。


理想とはそういうものだと思う。



愛したい、愛されたい。

50:50になることは滅多にないけれど、変動していきながらも、繰り返すといい。


究極の愛は死をもって完結する。

だから、今どれほど愛したって完全に満たされることは絶対にないのだ、わたしから言わせれば。


そうでないと生きてる意味がない。

満たされては前へ進めないから。




愛とは、実に変動的で、盲信的な生の奴隷である。



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