半生の反省

@mitesaki

第1話

とある春の日に俺が生まれた、父と母のいる暖かい家庭の元で俺は育ちました。

父は長距離の運送会社で働いて家族を支えていました、母は専業主婦でした父も母も若いながらに苦労をし俺を産み育ててくれました。

幸せな家族で産まれてから幼稚園までが無邪気で苦労も何も知らなくていいような楽しくて幸せな時間を過ごしていました。

これはありきたりな数年かもしれません、更にありきたりな事を言えば日本に生まれたからこそ大半の人々は幸せな時を過ごせたと思います。


そして二年後の冬、妹が産まれました。

4人家族になりみな仲が良く俺の中で今でも理想の家族です。

ハゲで面白い力持ちの父、笑顔と笑い声が誰よりも幸せって感じの父です。

母はいつも寝る前に本を読んでくれます、母の声はやはり落ち着きます。

こんな俺たちの両親です、誰よりも暖かい家庭の要です。


幼稚園にはもう1人の母と思うほど好きだった先生もいました、毎日2LDKのアパートから幼稚園までの数100メートルまでの道中はワクワクが耐えませんでした。


そして小学校へ入学前の出来事です...

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