23話【クリスマスパーティー・1】

『るいー』

夜10時ぐらいのことだ、望々と会話しながら程よく眠くなるのを待っているとき、梨華からのグループラインのがあった。

「りかからLINEだ」

「出て」

スマホをとって戻ると望々に引き寄せられ抱きかかえられた。

やっぱり抱きかかえられるのはいまだに慣れない

『なに?』

『クリパしまっせ』

杏奈から返信がくる。

「クリパだって」

「いいんじゃない」

『どこで?』

ささっと返信を返す

『うーんどこでしよう?ww』

「場所決まってないのかよ…」

「別にうちの家でも構わないけど」

「そう言ったら?」

『私の家いいよ』

『ほんと?やったー』

『お菓子持ってくな!』

由香、杏奈、梨華とそれぞれメッセージが送られてくる。

『じゃあまた時間とか決めよー』

『りょ』

一言了解の返事を送ってLINEをとじた。

「クリパかぁ、楽しみだなぁ」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る