癒しのこと葉【詩集】
壇条美智子
癒しの言葉が生まれた日
そこに癒しの言葉が散らばっていた。
秋の夕暮れ時、ぼんやりと空を見上げながら物思いにふける。
月が浮かぶまでのわずかな時間。
そこに癒しが存在する。
誰にも邪魔されずに自分と向き合うとき、心の声が聞こえてくる。
一日の仕事を終え家路につくとき、心の奥の欲望が動き出す。
自分の人生はこれでいいのか。
ありのままの自分とは何か。
そして最後にたどり着く答えはいつも同じ。
自由になりたい。
自由に生きたい。
何にも縛られることなく、感情のすべてが解き放たれた状態。
そのとき心に浮かんだ言葉こそ、最高の癒しの言葉。
誰にも理解されなくていい。
自分のそばにはいつも自分自身がいる。
自分を癒せるのは自分しかいないから。
その道のりは遥か遠くまで続いている。
でも必ずたどり着く。
本当の自分と出会えたとき、心は解き放たれるだろう。
その瞬間を見届けるために、わたしはいつもここにいる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます