桔梗 ステータスだよ

「続きまして4人目は、白鳥ゴージャスさん。ステージに、お上がり下さい」


ステージに上がって来た白鳥さんは、天狗のお面を被って、天狗の服を着て、左手に天狗のうちわを持って、右手に電動十手を持って、腰紐にワルサーP38を挟んで現れた。

開き直ったのか、なんだか堂々としていた。


名前 白鳥ゴージャス

職業

年齢 18

称号

レベル1

HP 10

MP 1

SP 1

物理攻撃力 1

物理防御力 500

魔法攻撃力 8000

魔法防御力 5000

素早さ 500

筋力 1

知力 500

幸運 500

器用さ 500

金 1000万円

未決済

魔法 聖 1 風 1 魅了 1(女性のみ)

アイテム ワルサーP38 1 天狗セット 1

電動十手 1

スキル 薔薇の加護 100(固有) MP吸収 1

パーティ


「とんでもない数値が出ました。強力なアイテムのおかげで、レベル1にして宮廷魔道士クラスの魔力になっています。白鳥ゴージャスさんは、即戦力ナンバーワンでは?」


薔薇の加護って……白鳥さん、やっぱり腐女子だったか……


「続きまして5人目は、伊集院デラックスさん。ステージにお上がり下さい」


名前 伊集院デラックス

職業

年齢 20

称号

レベル 1

HP 10

MP 1

SP 1

物理攻撃力 1000

物理防御力 500

魔法攻撃力 3000

魔法防御力 3000

素早さ 500

筋力 1

知力 500

幸運 500

器用さ 500

金 1000万円

未決済

魔法 転移 1 強制転移 1 水 1 火 1

アイテム 魔弓 1 コスプレ服 30

スキル 薔薇の加護 100(固有)

パーティ


「転移、強制転移は強力ですね。それに魔弓で攻撃して、転移で逃げるとか出来ますね」


さすがデラックス。この人も、薔薇の加護が付いてるね。

日本の、デラックスが付く有名な太っちょ女装タレントさんの編集雑誌、薔薇族から、来てるな、この加護は。


「続きまして6人目は、雅オシトヤカさん。ステージにお上がり下さい」


雅さんは、空気で膨らませた、等身大の女の人の形をした、ビニール人形を抱えて、ステージに上がって来た。

顔面発表真っ赤だった。


名前 雅オシトヤカ

職業

年齢 22

称号

レベル1

HP 10

MP 1

SP 1

物理攻撃力 1

物理防御力 5000

魔法攻撃力 1

魔法防御力 3000

素早さ 500

筋力 1

知力 500

幸運 500

器用さ 500

金 1000万円

未決済

魔法 結界 1 復活 1

アイテム 南極1号 1 コスプレ服 30

スキル 薔薇の加護100(固有) 麻痺無効 1

混乱無効 1

パーティ


「結界があるので、防御力が凄いですね。それに南極1号は、一度だけ、あらゆる攻撃を防御出来ますし……」


南極1号……役には立つけど……


「そして7人目は、キラリン露出癖さん。ステージにお上がり下さい」


名前 キラリン露出癖

職業

年齢 20

称号

レベル1

HP 10

MP 1

SP 1

物理攻撃力 1

物理防御力 100

魔法攻撃力 1

魔法防御力 400

素早さ 1000

筋力 1

知力 1

幸運 1

器用さ 100

金 1000万円

未決済

魔法

アイテム 魔ローファー 1 エロ服 30

スキル 性の加護 100(固有) 敵感知 1

お宝感知 1 罠感知 1

パーティ


「……キラリンさんは、盗賊としては即戦力です。続きまして、ミルクゴックンさん。ステージにお上がり下さい」


名前 ミルクゴックン

職業

年齢 17

称号

レベル1

HP 10

MP 1

SP 1

物理攻撃力 1

物理防御力 500

魔法攻撃力 1000

魔法防御力 1000

素早さ 10

筋力 1

知力 1

幸運 100

器用さ 10

金 1000万円

未決済

魔法 魅了 1 回復 1

アイテム アイドルドレス 50

スキル 精霊加護 1 異常状態耐性 1

パーティ


「ミルクさんは、魅了で勝負でしょうか?可愛いですし……それでは次の方。ガワコスライダーさん。ステージにお上がり下さい」


ウオォー。ガワコスさん、飛んでるよ。

たぶん獣人化してるし……でも、アレ。あんまり変わらないよな。虫の獣人化かなあ?その上から仮面してるから、よくわからないけど。手には操縦桿らしき物を持ってるし……

でもあのお面……目を隠すだけで、まるでSM……もう、何がなんだか、わからないよな……


名前 ガワコスライダー

職業 会社員

年齢 50

称号

レベル1

HP 100

MP 1

SP 1

物理攻撃力 3000

物理防御力 2000

魔法攻撃力 3000

魔法防御力 3000

素早さ 1000

筋力 1000

知力 10

幸運 100

器用さ 10

金 1000万円

未決済

魔法 飛行 1

アイテム 巨大ロボ 1 仮面 1

ガワスーツ100

スキル 獣の加護 100(固有) 獣人化 1

パーティ


「これは凄い。巨大ロボの数値は一切入らずに、このステータスです。これは1位指名確実か?」


ガワコスさん、競合しまくりそう。


「続きまして、堕天使中二病さん、ステージにお上がり下さい」


名前 堕天使中二病

職業 魔法使い

年齢 14

称号 漆黒の闇

レベル1

HP 10

MP 1000

SP 100

物理攻撃力 1

物理防御力 1000

魔法攻撃力 7000

魔法防御力 7000

素早さ 1

筋力 1

知力 10

幸運 100

器用さ 10

未決済

魔法 闇 1

アイテム 魔杖 1 魔ローブ 1

スキル 中二病 100(固有)

パーティ


「これも素晴らしい数値が出ました。魔法使いがまさに適職です。衣装とかは、似合うほど効果が上がるので、凄まじい数値になっています。ドラフト1位、競合かくしでしょう」


漆黒の闇って……称号は自己申告で付くのか?


「続きまして光ハゲアタマさん。ステージにお上がり下さい」


名前 光ハゲアタマ

職業

年齢 30

称号

レベル100

HP 1000

MP 100

SP 100

物理攻撃力 9000

物理防御力 5000

魔法攻撃力 4000

魔法防御力 3000

素早さ 500

筋力 3000

知力 2000

幸運 500

器用さ 100

未決済

魔法 光 1

アイテム 光剣 1 コスプレ服 70

スキル HP経験値アップ 1

パーティ


「光ハゲアタマさんは、ポーションでレベルアップしてるので、かなりの数値になってます」


ポーションすげえな。


「そして最後に桔梗スイーツウイッチさん、ステージにお上がり下さい」


俺はステージに上がり、自分のステータスを期待しながら、後部モニターを見た。

どうせなら、客席と同じように、どよめき、たかっので、俺は自分のステータスを、確認してなかったのだ。


名前 桔梗スイーツウイッチ

職業 魔法使い

年齢 30

称号 童貞

レベル1

HP 10

MP 100

SP 100

物理攻撃力 1

物理防御力 500

魔法攻撃力 1

魔法防御力 1000

素早さ 10

筋力 1

知力 100

幸運 500

器用さ 100

金 1000万円

未決済

魔法

アイテム 魔法少女服 50

スキル トレード 1 武器合成 1

魔物合成 1 魔物召喚 1

童貞 30 魅了無効 30

女装 100(固有)

処女崇拝 1000(固有MAX)


「偏ってますが、魔物召喚があるので、これを使えば……」


なんだこれ?失敗したかも?


それより……なんだ?このスキル?童貞?女装?処女崇拝?


呪いのスキルじゃないのか?


場内は冷ややかな空気に包まれた。


「これで転生者の皆様のステータスが出揃いました。それでは各国VIPの皆様。じっくりと御検討下さい。今日の放送はここまで、それではまた明日、ドラフト会議2日目も、よろしくお願いいたします」


テレビ中継が終わって、俺は緊張感がなくなって、どっと疲れが出てきた。


「桔梗さん、後は明日、選ばれるだけなので、今日は客室でお休み下さい。部屋はフロントで名前を言えば、わかりますから」


「タマさん、今日は色々とありがとうございました」













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