前々から思っていることなのだが

宝くじを当てたら、今勤めている塾をやめようと思っている。

でも、実際に当たった時に

「宝くじが当たったからやめます」とは言えないから

何らかの「一身上の都合」を作らなければならない。

「親元の家業を継がないといけなくなったので」とか

「自分探しの旅に出たいから」というのも良いだろう。

でも、私の親は代々サラリーマンだと塾長は知っているし、

私が自分探しの旅に出たところで何も見つからないからやめとけと、

軽く足蹴にされるのがオチだ。

だったら、やはり引き止めれないような理由を作らなければならない。

「実はあと半年の命なので、余生を楽しむために辞めさせてください」

これはどうだろう。

でも、塾の前の信号が赤なのに、

いつも信号無視をして猛ダッシュで横断歩道を渡る私は

誰の目から見ても病気には見えないだろう。

「妻が重病で」というのも良いが、あいにく離婚していて妻がいない。

「皆さんにはずっと内緒にして居ましたが、地球に居られるのは、あと２ヶ月しかないのです」と切り出したら、ある意味危ない人と思われて辞めれるかもしれないが、それではなんだか後味が悪い。

惜しまれつつも、みんなに背中を押してもらえるような辞め方はないだろうか。

「メジャーリーグに挑戦したいんです！」はどうだろう。

でも、野球やったことないし。。。

だったら「寿司職人になりたいから」はどうか。

と、宝くじが当たる前から、私は毎週のように「宝くじが当たった時のシュミレーション」を繰り返している。

もちろん宝くじが当たった後に購入するマンションも大方決まっている。

あとは、宝くじが当たるだけなのだ。

あ〜、早く当たらないかな。。。

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