第5話 ターゲット=サンドバッグ

有名な話ですが、自己愛は見下し対象の中からターゲットを一人決め、サンドバッグにします。私と友人Aも候補だったようですが、二人で組む形になる事が多い上、私は理詰めで反論してくるわ、友人Aは自己愛のこれまでのぬるい雌グループではあり得なかったであろうズバズバした物言いで否定してくるわなので諦めたようです。一匹狼の友人Bに目をつけました。友人Bはきちんとした人間なので、自己愛に何かされてもそれを私達に伝える=告げ口、悪口のように感じてしまうようで、サンドバッグにされた時もしばらく様子を見て、一人で離れました。私なんて共通の友人に伝えまくった上、公開処刑大好きなのでこうして記録までしているのに、まじいい人…。


私と友人Aは、Bはもう私達に興味がなくなったんだ…と落ち込んだので、少し後に続いて私達が逃げた際に友人Bと気持ち的に合流し、自己愛についての答え合わせができた時は本当に嬉しかった。その時友人Aが自己愛にされた嫌な事や言われた暴言をほとんど忘却していたのには驚きましたが、その都度その都度「うるせえ」「バカ」「おまえに言われたくない」等その場で言い返していたので解消していたのかもしれない。忘れられている、記憶に残っていないというのは自己愛にとっての最大の屈辱なので、友人Aは本当に自己愛種への天敵です。

自己愛という化け物は、その中に私の友人という良い人格も取り込んで死にました(私の気持ち的に)が、友人Bが残りました。本当にこれがありがたい。


以下、友人Bがターゲット=サンドバッグとしてされたことを、個人的な内容はぼかして記録します。


かわいいスイーツをアップすると、持ち運びでチョコがずれたのを目ざとく見つけ「なんか汚れてるね〜」とコメント。


街で声をかけられたと聞くと、

「わぁ〜Bちゃんに奇跡が起きた!」


オシャレスポットに行ったと見れば、「用事もないのに行くなんて意外ー!」


これらはイメージの押しつけ、固定化という症状で、「私が下に見てるおまえはこうこうであるべき」というイメージに相手を当てはめようとしているんですね。この頃は友人Bは物理的な距離は置いていたので、SNSのコメントでやられていたのですが、私達より多くのフォロワーがいるはずの自己愛のこういったコメントには、まるで無人であるかのように誰も反応しません。たまにお気楽女子大生がなんでもない所に「まじか」「うける」等コメントをつけ自己愛にバカにされていましたが、今思うとJDが自己愛をバカにしてヲチっていたのでしょう。


友人Bが自己愛よりも痩せると、

「痩せたらつまらなくなったね」

もちろん自己愛のオモチャとしてです。

「あの歳から痩せたって無駄なのに」

対して変わらないのでブーメランが刺さってますが、自己愛の心は永遠に幼稚園児です。


これは私のミスでもありますが、最近リア充がみんなこれを持ってる!というマスコットを紹介してしまったところ、自己愛が執着してしまいました。友人Bがふ〜んどれどれ…と手に取っただけで、

「Bは私と同じ物買わないで!!!」


家と同じくテレビのインチにも障害が出るようで、友人Bがテレビを買い換えると「これ高いやつなんじゃないの…うちのより大きくない?中古のを買いなよ」

冷蔵庫も中古を執拗に勧めてきたとか。

テレビはどうしても負けたくなかったらしく、下痢でお馴染みの男奴隷に買い換えさせた事を自慢してきました。今時のシティヒューマンはテレビを手放したりしているのに、大きいテレビにこだわりまくるあたりがザ・田舎者です。田舎は娯楽がテレビだけだものね…今はインターネットというものがあってね…。誤解のないように言いますが、田舎と大きいテレビをバカにする意図はありません。私の田舎のテレビもでかいです。自己愛だけを全力でバカにするためにわざと書いています。「自己愛の住む田舎」は実際のどこかをイメージしているわけではなく、「自己愛地方」的な感じです。


友人Bが好きなものをバカにした後、合流してきたごますり対象の人にそれをバカにしながら報告。しかしその人も同じものが好きだと判ると、さっきバカにしたその口で「私もだぁい好き」。数秒前の事は脳内で書き換えられます。


友人Bの仕事が一番忙しく、疲れている時に「◯年後にはBちゃんの仕事って無くなっちゃうかも〜!」


自己愛「私のアドバイス聞いて、私みたいにならないと、これからも一生彼氏できないぞ!」おまえと一緒にするな。


友人Bの友達をバカにして嘲笑う。

友人Bの身内の方が亡くなったことを嘲笑う。


ここまで聞いた時点で全ての連絡先をブロックしました。

唯一残してやった捨てアドにメールが来ましたが、友人Bをいびっていた事がバレてないと思っているのか、

「何故こうなったのか解らない。理由を教えて」

という怪文書でした。

友人Bの事を差し引いても、私達にした事も全て悪意がないか、記憶抹消済。

突然連絡を全て切られても、

「悪い所があったなら謝る」

すら影も形もないのです。

謝ったら死ぬ病気。

よくそうバカにされている自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)。ガチでした。謝る=死、っぽいです。


しかも普段語彙力に長けていて、きちんとした文面を作れるはずの自己愛が、その文章だけは、ほぼ全文ひらがな、妙な改行、やけに多い句読点、誤字。落ち込んで暗くなって文章が乱れた、と無理矢理考える事もできますが、十中八九怒りに震えながら書いたのでしょう。まさに怪文書といった風で…。怖いので消しました。今後も万が一自己愛側につく人がいた場合、全て諦める(生贄に捧げる…)つもりなので、証拠を取っておくつもりはありません。とか言いつつどこかにデータだけ残した気もします。記録魔なので。HDD呪われないかな…。


思えば友人Bが、自己愛の前で能力を認められたのが恨みに拍車をかけたのかもしれません。実力的に当然だったのですが。自己愛も決して能力は低くなかったのですが、努力を嫌い賞賛だけを求めるので何者にもなれません。自己愛種としては珍しいくらい能力が高かったと思うので、障害にさえ脳をやられていなければ本当の賞賛を得られていたのでは。


友人Bにさっさと逃げられ、次のターゲットに据えた私と友人Aは、貶めようとすればするほど自己愛にとって不愉快な球を返してくる。サンドバッグを失った自己愛は必死にSNSでなんの罪もない若者を見つけ出し、「このジャンルに参入してきたのに、ボスである私(自己愛の中だけでは)に一言の挨拶もない」という理由でその子を罵り出しました。もちろんSNSに対して文句を言っているだけですから、相手は自己愛の存在もしりません。くだらなすぎて何度もその話題を打ち切りますが、しつこくぶり返し賛同を求めてきます。こちらが罵りに加わらないと分かると、だんだん会わなくなっていきました。最後はSNSの若者に自分を気づかせる為に捨てアカウントを作り、自分から近づいてへりくだったように話しかけていました。憐れというのはこういう時に使う言葉ですね。

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