新時代の被害妄想な神、その名もDJT神
アメリカ大統領のトランプ氏。
その言動から見え隠れする不安を、先に「(ちょっと真面目に)トランプ大統領とマクフライ反射」で考察してみた。
しかしまあ、私の拙い筆では書ききれぬほどのネタの宝庫。次から次へと、出るわ出るわ。
いくつか代表的なものをピックアップして、ちょっと笑い飛ばしてみたい。
◎トヨタいい加減にしろ→トヨタ株下落
Twitterでつぶやくだけで株価操作ができるなんて、すごい。しかも、株価を操作した罪にも問われないなんて、もう最高。
「おい、次はトヨタをやるぞ。株、売っとけ」
「いえっさー!」
というやりとりが事前にあったに違いない。
現代の資本主義において、もはや神のレベルである。就任演説で語られた「God Bress America」のGodは、おそらく彼自身のことであろう。
◎国境の壁の費用払え→払えないなら会ってやんねーもん
そもそもが、自分の都合で建設するものの費用を相手に負担させるなんて、そんな話からして意味不明である。払えないと言ったメキシコ大統領との会談をキャンセルするなど、もはやガキの喧嘩レベル。そんなのが一国の首長なのだから驚異だ。
さらに、払わないなら関税引き上げてそこから捻出する、と息巻く。
一度締結した取り決めを一方的に破棄するとか、そういうことばっかりしていると、誰も信用しなくなっちゃうよ、ドナルド君。
◎総得票数で負けたのは不正があったからだ→側近も自分の娘も二重登録
これには心底驚いた。総得票数で負けた理由が、複数の州にまたがって二重登録をしている有権者や不法移民のせいだ、と騒ぎ始めたのだ。それらがなければ、総得票数でも勝っていたのだと言いたいらしい。
勝ったんだから、いいじゃん。
という下々の気持ちとは無関係に、トランプ氏は被害妄想丸出しで不正を追及する構え。
なのに、側近や娘が二重登録していることが発覚してしまったとか。
もはや、コメディである。
以上をまとめると、ガキで被害妄想丸出しの神様が、太平洋をはさんだ向こう側の国で爆誕したということになる。
ドナルド神の強烈な被害妄想には及ぶべくもないが、妄想族である私もありったけの妄想力をつぎ込んで、この新時代の神が支配する世界の行く末を想像してみたい。
現実的にありえるか、よりも、こうなると話が面白くなりそう、という観点でw
反トランプ派が多かったカリフォルニアとハワイが独立を宣言。むろん、ドナルド神は怒りの鉄槌を振り下ろす。シリコンバレーで市街戦が発生。敵対者に容赦ない神は、核兵器の使用を決定する。独立派の運命やいかに?
うん、ミリタリーアクション物が書けそうだ。
敵対者を追い詰める神技「大統領令」を連発するドナルド神。人々は被害妄想な神のふるまいに怯えながら暮らしていた。そこに現れたのは、神に刃向かうアウトロー。神と人間の仁義なき戦いが幕をあける!
これだと、典型的な神殺しのストーリーになるな。
被害妄想に陥ったドナルド神は、他の神を信じられずに孤立してしまう。やがてはじまる、神々同士の戦い。翻弄される人々。混乱を極めた戦いの果てに、ドナルド神の前に最後に立ちはだかったのは、かつて追放した側近と娘だった。
ふふふ。やっぱり身内で相克する話は盛り上がるよね。
と、いうわけで。
ネタの宝庫であるDJT神から、今後も目が離せません(笑)
嗚呼、素晴らしき哉。
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