レコンキスタ編

第6話 城壁都市 レコンキスタ

思いながら、馬車の所まで近づくと、茶色の髪の毛の少年が、馬車から溢れた品をゴソゴソと探していた。


強盗か、盗みか。


少年は、そんなボロい身なりではないな。


横のシヴァさん程、高級そうではないが、そこに転がっている死体と同じくらいの冒険者の服装だ。


「あんたら、何か用か?」


少年は中から一振りの剣を取り出して、振り返る。


「いや、私は……」


《……助けて……》


また、聞こえた。

何か倒れた馬車の中から、聞こえた様な気がする。


何だろうか。


「俺は、こいつが俺の復讐だから。俺をよくも……」

「ひひぃ、許してくれ。お互い楽しかっただろう。」


太った男は、足を剣で縫い止められていた。そこからは、血の小川が流れていた。


「楽しくない。物凄く痛かったし、俺は……いきなりあの監獄で始りだった。選択もなく、好きでもないお前達に!」


少年は、剣を勢いよく振り上げた。


「や、ヤメやめやめろろろろろ!」


グシャグシャと股間の辺りに突き刺さり、少年は再びその場所を何回も突き刺す。


うん。


凄く言い難いが、少年は悲惨な目に合った様だ。


しかも、避けたかった初の転生者らしい。



《……誰か…》


うーん。


やっぱり、馬車の方だ。


私は隣で始まっている復讐ショーを、観覧を止めて馬車へ向かう。


横倒しになった馬車から、荷物が溢れてごちゃごちゃしていて、何が入っているのかわからないが、とりあえず手前にある箱をどかしていく。


漸く、奥に何か見えた気がして、馬車の中に私は手を伸ばした。


手に触ったので、引き上げる。



そこに現れたのは。


頑丈な鳥籠に入った白い子竜だった。


疲れているのか、はたまた瀕死状態なのかぐったりしている。


「これは竜?」

「なんてことなの!大変よ、もしこの親竜が……」


私は、今、青ざめる顔をしているだろうか。


相当に危険な代物が此処にあった。


「これはどこから持ってきたの?!」


さっきまで、穏やかだったシヴァは怒りながら、地面でのたうつ男へ怒鳴った。


「じら……ない、く、黒髪の男が……持ってた……」


ぐたりと、して男は気を失った。

そこに少年は心臓目がけて剣を突き刺した。


「あー、まだ聞きたいことが……」


私は、少年が殺してしまったので、詳しい事は闇の中へと行ってしまった。


とりあえず、鍵はないが魔術を使い、開ける事にした。


「《アンロック》」


私は魔術を使うと、カチリと鍵が開いた。


この魔術アンロックは、魔術防止の鍵でない限り、開けられる。

これも『ゴブリンでもわかる魔術の始め方』の応用編に書いてある無属性魔術の欄にあった。


「…キュゥ……」

「少しごめんね、出すから触るよ」


私は、そっと鳥籠を開けて中から、白竜の子竜を外に出した。


子竜は、ぐったりとしていて元気がない。

……やっぱり、可愛いわ。

少し見てみるかと思って鑑定してみる。


「…キュ」


私の腕に、白竜は顔を乗せて寝てしまった。


??? 男


種族 白竜

レベル1

状態 栄養失調

職業 白竜

サブ職業 なし

HP 550

MP 630

力 460

守備 547

賢さ 450

素早さ 362

魅力 364

運 257


スキル

文字・言語理解 

魔術 C


種族スキル

ブレス D

念話 F

竜牙 F

竜血 F


称号

《竜を統べる一族》《高貴なる一族》《拐われた者》《可愛い者》《陽だまりの安心》


加護


装備




あーれ?


これ、白竜ってかなり危なくないですか。


称号がフラグ立ちまくりなんですけど。


危険な予感しかない。


あはは。


もう、おわたー


「仕方ないわ。街に連れて行きましょう。」

「ですよねー、はぁ」


私は、何で危険な事が降り注ぐのよと思いながら、腕の中で眠る温かな体温に、癒されながら歩き出した。


一行は、街門へと歩いていた。


「私、シヴァよ。君の名は?」

「俺はレン。別にばらばらでいいだろ?」

「せっかく一緒の街に行くんだから、いいじゃないかしら?」

「ふーん、物好きだな。あんた。……そういえば、お前の名は?」


茶色の髪の少年はレンというらしい。


「エルエ、冒険者予定よ。」

「あー、冒険者ね。俺もなりたかったんだけど。前の村はギルドなかったから登録できなかったんだ。」

「農村だったのね。よくあるわ。」


一同は話していると、いつまにか街門へと到着した。


城壁があり、大きな門は開かれている。


人がたくさんいて、列があるのでその最後尾に並ぶ。


「最近、大きな竜を見たって噂になってるらしいぜ。」

「マジかよ、怖いな。俺瞬殺されちまうな!」


前の商人達は、コソコソ話していた。


「竜か…」


私は、あー大変な事になりそうと思っていると、自分の番になった。


「ようこそ、城壁都市レコンキスタへ。身分証を見せて下さい。」


門番なのか、黒い鎧を着た若い青年は、私達に話しかけた。


「はい。これでいいかしら。」


シヴァさんは、身分証を持っていたらしい。


「私、これから身分証を作りに行くの。今なくてもいいかしら?」

「そうですか。では、銀貨3枚通行料が、かかりますがよろしいですか?」

「ええ。どうぞ。」


私はポケットから革袋を取り出して、銀貨3枚を渡す。


「えっ?あ、あのその子竜は?」

「途中で、拾ったの。入れてはだめからしら?」

「いえ。大丈夫ですが、少し確認してみます。」


そう言って、若い門番は、子竜に驚きながら、門の内側の兵舎に入って行った。


少しして、帰ってきた門番は近寄ってきた。


「すみません。お待たせしました。こちらの従属の証を着けて下さい。中で被害を出した場合、貴女が保証する事になりますので気をつけて下さい。」

「はい。」

「俺も身分証ない。これな。」


レンも銀貨3枚を門番に渡して、私達は中へ入った。私は歩きながら、首に従属の証がついた首輪をつける。


入ると、赤い屋根が特徴的な街並みが広がっていた。


人が溢れ、お店の掛け声が辺りに聞こえる。


「おー、ザ・ファンタジーって感じだな!」


そうだねぇー

って思っていたら、もぞもぞと元気がなかった子竜がむくっと起き上がり、クンクンと匂いを嗅いでいる。


「ごめんね、ちょうと屋台に行ってくる」

「ああ。待ってる」

「キュー」


お腹空いたのかなと思って、私は屋台に近づいた。


「へぃ!らっしゃい!ヨーク鳥の甘辛焼きだよ!一つ銅貨3枚!安いよ!」

「5本貰っていい?」

「はいよ!落とさないようにな!」


私は革袋から貨幣を渡した。


「ちょうどだね!食べ終わった串は、このゴミ箱に入れてくれよ!」


湯気が立つ美味しそうな串を貰うと、途端に尻尾をブンブンと振る子竜がいた。


わきへ避けて、ベンチに子竜を置き、早くくれと言わんばかりの様子に苦笑しつつ、私は串からひと塊り取り出して子竜にあげた。


「キュキュキュ!」


はむはむムシャムシャと美味しそうに食べる様子に、ホッとしなから私も一串のお肉を食べる。


「ん、美味しい。甘辛が絶妙ね。」


鶏肉も美味しいが、上に塗ってあるタレが更に美味しい。


「キュ!」


もっとくれっ!

言わんばかりのびしっと尻尾を叩きつける様子に、私は思わず笑いながら、串から外して沢山あげた。


「クゥ〜」


お腹一杯なったのか、嬉しそうな様で良かった。

いきなりお肉で、お腹大丈夫なのかと、思ったけどまぁ、竜だし頑丈だよねと思って考えるのをやめた。

終わった串は、ゴミ箱に入れ、子竜を腕に載せようとしたが、するっと肩の上に乗った様だ。みんなが待っている場所に向かうと、何故か女の子が増えている。


「だーかーら、レン君でしょ!私だよ、アカリだってば!」

「うーん、いたっけ?あっ、前の学年で引っ越したアカリか!」

「良かった!ってあんた誰よ!レンの何!」


赤色の髪に、緑色の瞳のツインテールの少女は、私を向き、怒っている。

豊満な胸が縦に勢いよく揺れている。


「うーん、同行者その一?」

「はぁ?なによ?それ!」

「エルエよ。私、先に行くね。」

「あら、私も。」

「お、俺を置いていくなよ」


後ろで騒いでいる人が、いるが気にしない事にした。

アカリ?さんの肩に、何故か妖精なのか?らしき物体Xを見えるが気にしない事にした。


前途多難だな。

人生って。


そんな事を考えていると、レンは私に聞いてきた。


「あんた、これからどこへ行くんだ?」

「私は、身分証を作りに冒険者ギルドよ。」

「やっぱりか。俺も作りたかったし。」

「もう、おいてかないでよ。冒険者ギルドへ行くなら、アタシも行くわ。」


後ろで歩いているシヴァは、ふふふと含み笑いしてるし、なんか今更だけど、同行者が増えてるなと思いながら、広場についた。


「あれが冒険者ギルドよ。あの剣と羽ペンが交差している緑色の旗が目印ね。」


シヴァは先に歩きながら語った。


あー、そういえば、定番の今、男一人、女は沢山いるから絡まれるのとかあるのかな。

先に、レンとアカリを行かせて、私は最後尾にする事にした。


一応、隠密を起動させておいた。


扉を入ると、意外と少し混んでいる。


目の前に看板に書いてあるのは、受付カウンター。左手のカウンターは売却カウンター。右手側にはショップがありポーションとか売っている様だ。

左側は酒場で椅子とテーブルがいっぱいあるな。

右手奥には、クエストボードらしき紙がいっぱい貼ってある。

左手奥には、上に上がる階段がある。上の階には本棚が見える。


その上へ続く階段もある様だ。


あれ?


隠密起動しているから、発見できないはずだけど今、上の階にいる人と目が合った様な気がした。


透き通る水色の髪、紫色の瞳。エルフ族の男性かな。こっちを見て、少し驚いた後、手を振ってくれてる。紺色のコートを着ている多分高級そうだ。


完全に気づいてるな。


一応、手を振っておく。


うーん。


私の隠密と同レベルなのか、そういうスキルを無効化するタイプかな。

よくわからないけど、まぁいいや。


そういう事もあるってわかって良かったかも。


目の前で、絡まれているレン達の横を通り過ぎて、私は空いているカウンターの方に行く。


隠密を解除して声をかける。


「すみません、私登録したいくて。」

「うわ、びっくりした。はい、いらっしゃいませ。私、ミチルと申します。銀貨3枚かかりますがよろしいですか?」


紺色の髪に、茶色の瞳の中性的な外見の男性?だろうか。


「はい。」


私は革袋から貨幣を取り出して、お釣りを貰い、しまうと定番のが始まった。


「こちらの紙に記入下さい。名前以外は出来れば書いて頂くと、依頼の斡旋、パーティを斡旋する時など紹介しやすくなります。勿論、書かなくても可能です。代筆は必要ですか?」

「いいえ。」


名前 エルエリア

種族

出身地

職業 魔術師

スキル 剣術 魔術 錬金術


「はい、わかりました。では、此方をお読みなられてから、下の欄に署名をして下さい。」




冒険者ギルドにはランクがあり、SSS~Sはカードがミスリル。A~Cはカードは紅金鉱。D~Gはカードは青金鉱。Hはカードは銅。

ギルドに所属する者は、外出する場合ギルドタグを着けること。

パーティはメンバーの平均ランクがパーティランクになり、明記される。また、パーティ場合はパーティランクより1個上のランクの依頼を受けられる。2人以上6人まで。

7人以上の冒険者で結成できるクランがある。クランを作ると特典としてクランハウスを借りる時や土地を買う時、割引出来る。品薄時の一定の品を優先的に買う権利もある。また、ギルドが保有する武器と防具やアクセサリなどの一般オークションのシード権と先行オークションに出る事ができる。先行オークションとは、人気の品や珍品などが出た時のみ国々の使者や大商人などを集めて先駆けでオークションを開催される事。その後、一般オークションが開催される。一般オークションはシード権を持つ方とシード権を持っていない対象者は、定員数越えない場合は、そのまま入れるが、定員数を越えた時はくじ引きで中に入る事が出来る。一般オークションと先行オークションは、毎月の始まりの日、各街の指定会場で開催されます。(ただし、その近日の内『グランドクエスト』がある場合は、延期される事もあります。その場合は、連絡用掲示板で掲示されます。)クランクエストは各クラン当てに第三者から指名されるクエストとギルドからのクエストがあります。ただし、そのクエストの指定ランクより、低いランクの冒険者は受ける事は出来ない。どちらとも強制ではないので断る事も可能。

グランドクエストはその地域で起きる定員数が多いクエスト。Hランク以外の冒険者に配布されるクエストで、強制ではないが、受理してクエストが終わった時、担当のギルド官にチェックを、受けるだけで報奨金が貰える。尚、著しい功績が認められた場合更に報奨金が増える事がある。グランドクエストはランクがないので、クエスト内容を考え見て自己判断。希望者制グランドクエストはグランドクエストと別に国々から依頼されるクエスト。通常グランドクエストとほぼ同じだが、同時に依頼者の選択が可能。他に通常のグランドクエストとは違い、冒険者に配布はされないので自ら受付で受理するべし。

Hランクから上がる場合、通常は講習を受ける事。また、別に申し込めば、ギルドの試験官が認めればランクアップ可能。中には飛び級で上がる事も可能。各ランクが上がるごとに試験クエストを合同で受ける。試験でギルドの試験官が認めればランクアップ可能。もしくは事前に試験官が認めれば、ランクアップ可能。

 依頼はボードに貼られている紙を、受付に提出すれば依頼の受領が完了。依頼にある報酬金は既に税金や手数料を引いてある。それ以外は受けた者の報酬となります。また日数以内に依頼を達成しない場合は契約金をギルドに渡さなければならない。

 依頼については、自身ランクの一個上まで受けられる。下のランクはどれだけ上がっても可能。

 規定回数依頼を成功した後にランクアップの試験に受けられます。試験受けない事も可能。

 ギルドカードを紛失した場合は再発行に金貨1枚が必要。後、冒険者同士の喧嘩には仲裁しない。但し、ギルド内で付属の品を破壊した場合、ギルド内で刃物を扱った喧嘩の場合は、罰金か、ランクを下げる、もしくは、ギルドカード取り消しもあり得る。


私は最後の所に署名した。


「ギルドは銀行口座も作れますが、どうなされますか?」

「お願い致します。」

「一応、説明しますね。銀行口座とは、大量の貨幣を持ち続けるのは、重たいですよね。ですからギルドの金庫に預けれます。他人が使用できないように、魔力を登録します。口座を作ったり、大量に取り出したりする時など重要な時、また求める事があります。魔力の他に魔力を持たない方には、血液でする事も可能です。」

「魔力でして下さい。」

「受けたまりました。カードが引き出す時に必要になりますので気をつけて下さい。」


ミチルさんは、魔道具を台の上に置いた。カードを差し込んだ。


「此方に魔力を放って下さい。少量で構いません。余り、大量に送ると故障の原因となるので。」



私は少し放つとぼんやりと、魔道具は輝いた。


「はい。これで完了になります。ギルドカードとタグを紛失した場合は再発行に金貨1枚が必要になります。素材やダンジョンなどで出た武器や防具、魔道具、ポーションなどの薬類などの鑑定と買い取りは専用のカウンターがあります。ポーションや旅用品などのショップは右側にあります。酒場があり、飲食出来ます。二階は書庫になっています。ご自由にご覧下さい。三階へは関係者以外は立ち入り禁止ですので、用がないのであれば、入らない様にしてください。」

「ありがとうございます」

「Hランクからスタートになるので、講習はお受けしますか?」

「はい。お願い致します。」

「では、そこのショップの隣にある扉が講習を受ける部屋になります。初回講習を言われたら、あの部屋に入られて席に着いて下さい。席は自由席になります。他の講習もありますので、また受ける時にここに受理して下さい。」

「はい!ありがとうございます。」

「では、改めて……ようこそ、冒険者へ」


ミチルさんのにっこりと笑った笑顔は、清々しいくて何か小突きたくなる。


我慢しつつ、私はギルドカードとギルドタグを受け取り、酒場の方へ向かう。


「あら。終わったのね、ふふ良かったわ。あっちの受付嬢の方じゃなくて。言おうと思ったらもう既に向かってたからね。」

「シヴァさん、あっちの受付嬢は何で」


私はシヴァさんの隣の席に座りながら聞くと、受付の方から突然叫び声を上がった。


「ええええ!剣術Bランク〜!!」


振り向くと、かなり胸がでかい緑色の髪と瓶底眼鏡をかけた受付嬢が、大声で個人情報ダダ漏れしていた。


「大声で、や、やめてくれよ。恥ずかしいし。」


レン君が被害者らしい。


なむなむ。


「アレ、本当に辞めて欲しいぜ。」


周りにいた男性の声が聞こえた。


「俺もやられたんだ。本当頭にくるよ。モメットちゃんは、ドジっ子以外はいい子なんだけどねぇ。」


隣で、はぁ、ため息をつく酒を飲み交わしている二人のしみじみとした会話をきいて私は理解した。


「ふふ、周りの人達が話ていたから気づいてね。」


「よければ、一緒に飲んでもいいですか?」


振り返れば、二階にいたあのエルフ族の紺色のコートを着た人がいた。


「えっ?」


周りには空いている席もあるのに。

嫌な予感しかない。


「ふふ、いいんじゃない。偶には…ね。」

「高貴なる方にそう言って貰えるとありがたいです。」


シヴァさんと私、そのエルフ族の男性と席に座る。かなりイケメンだ。

私より、まつ毛長いのでは。

まるでつけまつげ着けているみたいだ。


シヴァさんは、やはり訳ありな様だ。

……波乱しかない。


「私は、結構目が良い方でね。色々と覗けるのだけど。その中でも貴女は不思議な方だね。」


私の方を向いた彼は、魅惑的に微笑みながら私をじっくりと見る。


それは、果たしてどちらの意味だろうか。


余り私は口下手だから、どう言えばいいか悩んだ。









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