私はバレーボール部、彼はサッカー部に属していたのだが、お互いの部活で噂が流れ始めた。

噂好きの女子がきっと話してる私達を見てお互いのことを好きと勘違いして広めたんだろう。

お互いからかわれ、事実でもない噂を広められた私達。そこから少しずつ話す機会は減っていった。

でもそんな状況とは反比例して、私はどんどん彼のことを知りたくなってしまっていた。

一度は告白を断ったのに。もう気づいたら戻れなかった。

好きに、なっていた。

彼のことを、目で追うようになっていた。

少しでも女子力をあげようと努力した。

髪型も変えた。

気づけば、彼の事を考えていた。

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