番外編

番外編(第1〜2話の間)へたくそな一週間の歌

自宅謹慎期間が先日決まってしまい、外に出ることが学校以外許されなくなってしまった。

「なんで俺がこんな目に合わなきゃなんねぇんだよ・・・くそ」

アニ○イトにも行けない、本も買いにいけない。そうだ、妹(クズ)に頼もう。

「おい、我が妹よ、我から命令を下す」

「キモい、死ね」

もう、どうでもいいや・・・

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この週の週末、外に出れないため、家で過ごすことにした。地下道で、お店と繋がってればいいのに・・・

「クズ兄、なんで家に居るの」

「自宅謹慎」

「日々の行い悪いからそんなことになるんじゃないのぉ〜?」

ドヤ顔で言うな。挑発すんな。あと、俺のこと地味にいじめんな。

「なんで、偉大な兄をそこまで嫌うのか我が妹よ」

「あんたは、妹魔王のつもり?キモッ」

あんなエロいのと一緒にされたくないんですけど。つか、俺DOTEIなんですけど。

「ま、キモいから部屋に引きこもってて、変態王子」

「俺、そこまでじゃねぇんだけど」

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月曜日は、更に憂鬱だった。

「クズ来たんですけど」

いきなりですか。そうですか。

「ホモ野郎の本懐にでもなればいいのに」

あ〜言いたいことわかった。クズっぽい本懐って言いたいんだろ。

「やあやあ、これはこれは、ハショ太郎」

「うっせ、死ね岸田」

全てお前のせいなんだよ。いじめとかいじめとかいじめとか。

「はしょりすぎて、僕にも八つ当たりかぁ、ダメだねぇ」

お前が喧嘩売ってんだろ。

「君は、残虐すぎる姫に制裁されてろ。せいぜい君のアダ名は、、、俺が言ってる、クソ○督よりひどいと思うよ」

「ぼ、僕は赤本に挟んで、ロ○きゅーぶなんて買ってないぞ。断じて買ってないからな」

あ、おまえ絶対買ったな。反応わかりやすすぎ。

「フ、フフハハハ」

こいつ完全にぶっ壊れた。

「ハーッハッハ!我が帝国の完成する日は近い!もっと我に投資しろ!!」

キャラ崩壊お疲れ様です。

「君のほうが変態王子じゃないか!」

「醜いよ西木田くん」

ケイちゃん、、、、

「ち ゃ い む な る よ ?」

「xんcklxzfはうdfひゃおいs」

キーンコーンカーンコーン

「 」

「空白に敗北の二文字は(ry」

「西木田遅刻、岸田は、、、生徒会も出てないね。」

やったぜ。

「処遇は考えよう。とりあえず、座れ」

「後、あまり教室で大騒ぎするな」

「全員いるな。ついでに一件、西木田は後で、職員室に来い」

「 」

「空白に敗北(ry」

「ちゃんとしようね、西木田くん」

もう、傷つけないでくれ・・・

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朝のHRが終わった後、俺は、職員室に行った。

「よく来たな。まあここに座れよ」

担任の東先生は優しく先生の前の椅子を案内してくれた。

俺が席にかけて、先生はすぐ言ってきた。

「西木田、私は、君のことを尊敬しているよ」

せ、せんせー!

「だって、あんなに酷いことされているにも拘らず、学校に来たり、幼なじみの前では、素を出す。」

「君はそれだけでもすごいと思うよ。私は、君に勉強を週一回教えてあげよう。あの、峰頭に勝ちたいのだろう?」

「はい、もちろん勝ちたいです。そうしないと、昔の僕に絶対戻れませんからね」

「昔の君はもっと輝いていた。いっそ、今の生徒会潰してもいいんじゃないかと私は思うのだが」

「何故ですか」

「運営状況が彼らになってから、とてもガサツになっている。実際去年の卒業式だってうまく行かなかっただろう。」

「言われてみれば確かに」

「だから、会長、書記を変えようと思ってるんだ」

「うちの学校ってどのように生徒会決めてたんでしたっけ」

「投票だ、候補無しのな」

それがいけないんだよ。それだから変なの生まれちゃうんだよ。某碧○学園じゃないんだから。

「それが、彼らと揉めてしまってね。元会長がウラで働いてる噂が職員内であるんだが」

あいつからは、ぜんぜん連絡こねぇな。去年の

『勉強に集中するね』

『了解』

のやり取りからなんもやってねぇぞ。

「やっぱそれ有りそうです。会長を弾圧してそうですしね」

「前会長ならやりかねないと思ったんだけど」

「だよね、じゃ、最初の授業始まるから。またあとでね、トモくん」

これ、ほんとに先生?兄弟のようにしか思えないんだけど・・・

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月曜日は憂鬱なまま時が過ぎた。これほど憂鬱なら、超能力者家に呼びたくなるよね。

この気分を引きずったまま、家に入るのは、、、

「ん、クソにぃおかえり〜」

ここは、ばかにぃにだろ!

「風呂入れて」

「俺に指図すんな」

「誰に向かって口聞いてんだゴラァ!」

やられる。やらなきゃ、やられる。

俺は一歩踏み出して、攻撃の体制に入った。さながら、某負けハードを作ってた会社の3D格闘だった。

「そこだ!倒れろ!」

奴は、その隙を狙って、ふくらはぎを蹴ってきた。

ドゴッ

痛てーーー!

そのまま俺はバランスを崩す。床へ、真っ逆さまだった。

「受け身もできないの?」

「これ柔道技かよ!掴まないでやるとか危ねぇじゃねえか!」

「でも成功してよかった、大内刈り」

「大外刈りな」

しかし、もっとうまく出来たのではないか。俺はそんなことを何気なく考えながら、夕飯を作った。

ちなみに、海軍カレーを作った。手作りのルーが一番うまい!

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時は進んで、水曜日

「もう、いいや、謹慎解除」

「え、いいんですか!?」

「貴様は、元成績優秀者なんでな、次のテストは精進しろよ」

「ありがとうございます!」

予想より早かった。俺は、4日ぶりにゲーム専門店に行った。

                          続

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