第2話 ポイント爆上げ中!

「掃除をしよう!」

「はぁ?」

「なんでやんなきゃなんねぇんだよ!」

「星の鼓動を見たから!」

「君もついに頭が(ry」

「うそうそ、ランキング上げしなきゃダメでしょ?」

反論出来ない自分がいた。

俺と恵子は、そのために校門前の清掃から始めたのだが。

「ダリー」

「だれ?それ、怪獣?」

「なんでそんなの知ってんだよ。。。」

「そこまで嫌なの?掃除」

「ダイッキライ!」

俺は、子供の頃から飛んだワガママだった。さらに、ハイスペックだった。

ついたアダ名はワガ(ry

「はい〜、場所変えようか」

続編いつ出るんだよ、、、

恵子は荷物を片付け始めて、先に特別棟に行っていると言って、その場を去った。

「しゃーねぇ」

俺は、風になった(猛スピードで駆け抜ける)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

三階特別教室フロアの空き教室を二人でやることになった。

「あ、ギターあんじゃん。ここって軽音部の活動場所?」

「20年前ね」

ここで、二十年前にときめきエクスペリエンスしてたってのかよ!(あくまで一例です)

「今も軽音部ってあるの?」

「形式上は存在してるみたいだよ〜、収支報告書に必ずあるし」

「って、誰?」

「物忘れ激しいなぁ〜、トモっちは」

まじかよ!おまえ!?

「まややか?」

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「なぜ?」

「去年からいたよ?」

「本当にいたのかよ!」

(冗談だと内心思っている。)

「うん、そだよ」

早く言ってくれよおおおおお!

「なんで知らなかったの?バカなの?死ぬの?」

どっかで聞いたことあるぞこの言い回し。

「くgy(ry」

おい、ここで恵子が反応するなよ。

「んで、軽音部入ってみる?トモっち??」

「いや、いいや」

なってったってな、

「夕方のアニメが見れなくなるから入れない!!」

「あんた、どんだけテレビ帝都すきなの?」

まさかこの返しが来るとは予想してはいなかった。

冷や汗がブワッと顔中に溢れ出てきた。

「べ、べつにアニメはただひとつの文化としてしんこうすべきものだと個人的に思うのですがががが」

「ガガガ文庫おもしろいよね」

この話はしていないぞ?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「じゃ問題!私の変わったところはどこでしょう?」

「眉毛」

「ちゃう」

関西からの帰国子女みたいに振る舞うな。

「眼鏡」

「半分正解」

は、はんぶん?

「ドユコト?」

「厳密には眼鏡はまだつけてま〜す」

「コンタクト?」

「ピンポーン!正解!!そんなあなたにはオ○ーナを買う権利をやろう!!!」

「いらねーーよ!!」

「ねぇ、わたしのこと、忘れてない?」

空気と化した恵子姉貴、いたのかと今、正直に思った。

「そ う じ や ろ う ね」

ヒッ!怖えぇ!

「あん!?」

「サーセン」

声に出てた・・・

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「最後にロッカー拭いといて」

「だるっ」

「こんなこと口に出さないの」

恵子は俺の母ちゃんかと言いたいくらいに俺の面倒を見てくれる。

なぜなのか自分でもよくわからない。

しかし、これだけは言いたい。

まだ、俺達の掃除は終わっていないんだ!













            お掃除HEARTS 終わり

「勝手に終わらせないでね?」

「へい」

やはり、彼女は俺のことを我が子のように扱いたいだけなのかもしれない。

彼女は俺の幼なじみであって修羅場すぎるってことを伝えたかった・・・

「確かに毎日トモっちの家って修羅場だよね」

反論できねぇ・・・

                    続

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