Disc2: 雑音は喪失に満ちて

Track1:鏡の国

鏡の国(1):失った記憶と二枚のトランプ 

Humpty Dumpty sat on a wall,

Humpty Dumpty had a great fall.

All the king's horses and all the king's men

Couldn't put Humpty together again.


What is Humpty Dumpty?

   But. Humpty Dumpty live again.


-----------------------


 深い水の底へ沈んでいく。私の身体は水に溶けて、形を失いつつあった。

 私はこのまま水の底に消えていくのだろうか。抗う体力も尽き、意識が揺らぐ。

意識が消える寸前、私の身体を掴む手があった。手は、私を水面へと引き寄せる。あたりの闇が薄れ、暖かな光が周囲を照らし、私の身体は形を取り戻した。

「私の声が聞こえる?」

 手の主の声が聞こえる。女だった。私は、男だろうか。それとも女なのか。

「私の声が聞こえているなら、手を握って」

 彼女の手を握った途端、私は不意に自分の状態を自覚した。溺れる。パニックになる私を彼女の腕は包み込んだ。

「大丈夫。今のあなたは溺れないわ。足元をみて。影が見えるでしょう?」

 彼女の声を聴くと、不思議と気持ちが落ち着いた。私は声に従い、下を見た。水の底に、多くの影がいる。魚のように見えるが、正体が分からない。私を包む腕が私にそっと囁く。

「今のあなたはあの影に近い。このままではあの影のように水の中に溶けてしまう。私ならあなたを助けられる。だから、代わりに力を貸して。

あの影の中には、水底から光の下に出てくる奴らがいるの。力を司るスペード、命を司るクラブ、理を司るダイヤ。そして、契約を司るハート。いずれも、こちら側にいてはいけないもの。私と共に、それらを捕えて」

私は頷いた。ここから出られるなら、なんだっていい。そう思ったからだ。

「ありがとう。代わりに私は名前をあげる。あなたの願いを叶えてあげる」

 私は契約を司るハートのクイーン。あなたはオトハ。オトハ、私の名前を呼んで。


 1

 身体が左に揺さぶられ、久住音葉(クズミ‐オトハ)は目を開けた。向かいの座席に座っていた学生の姿はなく、窓の外には海が見えていた。

 周りを見回すと乗客が減っていた。音葉と彼の隣に座る水鏡紅(ミカガミ‐ベニ)と名乗る少女、それに買い物袋を提げた老婆が一人。

 車内放送が、次の停車駅の名前を告げる。

「水鏡。次が目的地だ」

 寝息を立てる水鏡の名前を呼ぶと、彼女は身体を起こし、小さく伸びをした。

「あ、海だ」

 水鏡も窓の外が気になったらしい。そういえば、電車に乗る前に、海に行ったことがないと話していた。目的を果たしたら、海を見ていくのも良いのかもしれない。

 もっとも、目的が果たせればの話だが。音葉は手にしたトランプの札を見つめた。


 久住音葉の最も古い記憶は、交差点で水鏡紅に手を引かれている風景だ。

点滅する歩行者用信号をみて、水鏡は音葉を急かした。

促されるまま横断歩道を渡り切った音葉に向かい彼女は言った。

「私は水鏡紅。あなたは久住音葉。これからよろしくね」

 それが、久住音葉として聞いた初めの言葉だ。

 あれから一か月。音葉は水鏡と共にとある港町に立っている。駅の立て看板やパンフレットによると、この町は観光地としても有名だという。だが、平日の午前中に降り立つ観光客はいない。それどころか、駅を利用する者も少なく、音葉と水鏡は構内でぽつんと取り残されていた。

「音葉」

 所在無さを感じていた音葉に対して、水鏡は駅構内の飲食店のショーウインドウに張り付いている。近づいてみれば食品サンプルを覗き込んでいる。今日のおすすめ、海鮮丼。

「音葉、これ食べよう!」

「ダメだ」

 音葉の返答に水鏡は頬を膨らませる。まるで子供だ。

「僕たちにはお金がない」

 彼女は何も言わずにじっと音葉のウエストポーチを見る。

 音葉はポーチの中の現金80万円に思い至り、ポーチに手を添えた。

「無駄遣いは駄目だ」

「この旅行は無駄遣いじゃないの」

「これからのことを考えたうえでの選択だ。必要経費だよ」

「そんなに重要なの。ガラス仕掛けの人形だっけ?」

 海鮮丼は諦めたのか、水鏡は話題を旅行の目的に切り替えた。


 音葉が音葉として目覚めた時、彼は120万円の現金が入ったバックを持っていた。それが、久住音葉の全財産であり、全ての持ち物だった。

 免許証や携帯電話はない。水鏡は音葉の名前以外のことについては何も語らない。

 音葉は、自分がどのような人物なのか、一切の手がかりを持っていなかった。水鏡からクズミオトハと呼ばれてはいるが、そもそも水鏡紅という女性が何者なのかもわからないのだ。彼女が自分を呼ぶ名前が本当に自分の名前なのかすら危うい。

 だが、記憶喪失者にとって重要なのは、自分の記憶や、自分が誰であるかという問いではない。混乱の中、水鏡と数日を過ごすうち、音葉は記憶喪失者が小説の中のように失った記憶について思い悩んでいられるわけではないことを知った。

 重要なのは、自分が何者かではない。自分が何者とみられるか、すなわち身分だ。音葉は音葉として数日を暮らすうちに、自分の記憶が戻らないことよりも、自分に身分がないことに困るようになった。

 音葉が全財産を持ち歩いているのもそのためだ。身元が証明できないため、預金通帳が作れない。クレジットカードも作れないため、手元の金銭のみが頼みの綱だ。

 せめて戸籍でも見つかればと思ったが、音葉がいた町の役所では音葉の戸籍も住民票も存在しない。120万という現金だけでは、戸籍を買うのには少々心もとない。

「その人形が必要なの? 本当に?」

「もし、それが僕の予想している通りのものなら、これからの生活に必須だよ。今の手札よりよっぽどましだ」

 そういって、音葉は水鏡にトランプを見せた。カードの絵柄はスペードの1とハートのクイーン。水鏡曰く、音葉と彼女を現す札だ。


 水鏡紅が、音葉に初めて語ったのは、トランプのカードのことだ。

 音葉は彼女に協力して、カードを集めることを約束したのだという。代わりに、彼女は音葉の願いを叶えるのだという。もちろん、音葉にその記憶はない。

「僕はどんな願いをしたのですか」

「音葉が思い出すまで、私は何も言ってはいけない。そう、音葉に頼まれたの」

 この調子だ。音葉は頭を抱えた。

「それじゃあ、僕は何をしたらいい。僕の記憶の手がかりはないのか」

「手がかりならここにある。私と一緒にこれを集めるの」

 彼女は机に置いたトランプを示した。ハートのクイーンとスペードの1。

「クイーンは、私。スペードの1は君自身だと思う。分類ごとに1からキングまで13枚。ジョーカーが1枚。集めるべきは計53枚の札よ」

「このトランプが売っている場所を探せばいいのか」

「少し違う。実際にみたほうが早い。少し、痛いけれど」

 水鏡はそう言って、スペードを手に取った。彼女は指の上にカードを乗せ、回転させる。パチン。水鏡がもう片方の手の指を鳴らすと、回転していたカードが淡い光に包まれて消えた。

 奇術? 水鏡が何をしたのか考えを巡らせる前に、音葉の身体は唐突に重くなった。驚いて手をつくと、木製の机に手がめり込んだ。何が起きているのかわからず、音葉は机にめり込んだ手を見つめた。

「スペードの1はそういう力なんだね。シンプルだけど、良い力」

 当然のごとく話す水鏡の姿に、音葉が覚えた初めての感情は、畏怖だった。


*****

 駅前のビジネスホテルを確保して、最低限の荷物を部屋に置く。現金は、ウエストポーチにいれたまま。着替えと備品を部屋の奥に片付け、身軽な服装に着替える。

 水鏡は別の部屋を取っているので、フロントで落ち合うことになっている。

 部屋を出てフロントに向かう間、すれ違う宿泊客が携帯電話を操作しているのを見て、音葉は改めて自分たちの不便さを思い知る。待ち合わせの場所を事前に指定しておかないと、合流すらできない。だが、携帯電話の契約にも身分が必要だ。

「待てよ、そうでもないか……」

 駅の待合で見かけた広告が頭をよぎった。目的のものを探すのに常に二人で動くとも限らない。一組持っておくと便利だろう。

携帯を手に入れる算段をしつつ、フロント横のカフェに向かうと、水鏡はショーウインドウを眺めていた。おおかた、駅前のリベンジだろう。

「海鮮丼がだめならこれは」

 隣に立った音葉に指さしたのは、名物かまくらシュークリーム、700円。どうしても名物が食べたいらしい。おもわずため息が出た。


 プリペイド携帯は、思ったより簡単に手に入った。観光地ではぐれないように使いたいと話したら、店員は笑顔で対応してくれて、音葉は内心ほっとした。

 操作説明書を見ながら互いの電話に連絡を入れてみる。動作確認が終わったら、余計な操作はしないことを強く申し付けて、水鏡に一台渡した。いざという時に残高が切れていたら契約した意味がない。

 フロントで貰った地図を頼りに、駅から800メートルほど坂を下る。駅周辺の石造りの西洋建築に囲まれた通りが終わり、急に視界が平たくなる。交差点の先を眺めれば、建物の隙間から海が見える。

 ガラス細工が有名な街と言われているが、どう考えてもここで発展するのはガラス細工よりも漁だ。実際に、ガラス細工と並び漁業も街を支える産業の一つだという。

「すごい人」

 水鏡は、交差点の周りにいる人ごみに目を丸くする。駅前が閑散としていただけに、観光客らしき人々が大量に道を歩いている光景には音葉も驚いた。

「それで、ガラス細工はどこ?」

「そこの運河に沿って行くと職人街があるらしい。ガラス細工の店はそこに固まっているし、篠原(シノハラ)さんの話では目撃談もその辺りに固まっている」

 人の話を聞いているのかいないのか、水鏡は手元の地図を見て、何かを思案していた。

「ねえ、音葉。この歴史資料館っていうのを見てみたい」

「観光に来ているわけじゃない」

「そうじゃなくて、ガラス細工のことを知るのにいいかと思って」

「それなら、職人街で実際に見たほうが早い」

「ううん。そうじゃなくて、ここにも手がかりがあるような気がするの」

 根拠を尋ねたいが、「気がする」のでは、気がする以上の根拠はない。

 何か見つけたらこれで連絡するから、私、行ってみるね。と交差点を駆けていく水鏡を見送る。辺りにいた観光客もまた散り散りになり、音葉は交差点に一人取り残された。


*****

 ガラス細工が踊る。そんな噂を聞いたのは、音葉が音葉になって3週間目の昼だ。 音葉は、駅前の喫茶店「マボロシ」で前日の騒動を思い出しながら、手元のクラブの1のカードを手に、暇を潰していた。


 その前日、音葉は水鏡紅に連れられて、団地に現れた「海月」を退治した。

 水鏡は、音葉に何を告げることもなく、突然彼を団地に連れ出した。彼女は、団地の目の前に立って突然言った。

「この団地には海月がいる」

 音葉は、水鏡の言葉にどっと疲れを覚えた。自分が誰かもわからないし、身分がなくて困っているのに、彼女に付き合っていては、このまま倒れてしまうかもしれないと思った。

「大切なことなの。話したでしょう。私との約束。この団地の海月を退治することは、約束に繋がるの」

 団地の海月退治というが、水鏡は別にどこかの部屋を訪ねるわけではない。音葉と共に団地の中を歩き回るだけだ。海月は海の生き物なのだから、陸を歩いていて見つかることはないだろうし、残念ながら音葉たちの暮らす街は内陸にある。

 誰かが漁のついでに持ってきて捨てた海月だろう。

 音葉は、水鏡の話を聞くのに疲れて、手近にあったベンチに座った。そんなことより身分のない今の状況をなんとかしなければ。音葉は目覚めてから頭を悩ませ続けている最大の問題に取り組もうと身をかがめ、思案を始めた。

 記憶を失った久住音葉の常識までもが崩れたのは、ちょうどその時だ。

 ふわり。

 前を通り過ぎたその影を、音葉はシャボン玉だと思った。しかし、シャボン玉にしては尾が長い。丸く透明な球は何本もの尾を引いている。

 謎の影は音葉の目の前でブレて二つに分かれた。シャボン玉は途中で二つに分かれるようなことはない。音葉は、目の前のものをよく観察することにした。

 シャボン玉のように見えた球は、よく見ると球体ではなく、傘のような形をしている。尾だと思っていたのは傘から生えている触手だ。

「くらげ」

 この団地には海月がいる。水鏡の声が耳元で蘇った。空中に浮かぶ海月は、フワリと前に進み、音葉を馬鹿にするかのように二つから四つに分裂した。

 これが、水鏡紅がノイズと呼ぶ奇妙な存在を初めて認識したときの記憶だ。

 思い返してみても前日のことがまるで夢としか思えない。だが、手元のクラブの1の札は音葉の体験が実際に起きたことであることを示していた。


 考えても仕方がない。音葉は注文した紅茶を口にしながら、マボロシの店内を眺め見た。店内には音葉の他に、常連らしい女性記者が一人だけ。いつ来ても暇そうな店である。

 自在に踊るガラスの人形。女性記者がマスターに話しているのはそんな噂だ。記事にしようと思ったところ、編集長に却下されたらしい。

 ガラス。音葉は、テーブル席に置かれていたビー玉の瓶を眺めた。マボロシでは、席に置かれたビー玉を自由配布している。黄色のビー玉を手に取って、机の上に乗せてみる。ビー玉はガラスでできている。ガラス細工の人形というのもこれと同じだろう。ガラスの性質を考えれば、無理に動かせば割れてしまう。ガラス細工が踊るというのは想像できない。考えられるとすれば、可動部分はガラス以外で作ったもの、例えばデッサン用の人形だろうか。

 ところが、女性記者の話すガラス細工はそういった類のものではない。全部が一つのガラスでできているにもかかわらず、滑らかに身体を動かすという。

「それで、その奇妙なガラス細工の秘密が、中に流れている『黒硝子』とかいうものらしいんだけど」

「篠崎さん。私もお客様からいろんな話を聞くことがありますが、そのガラス細工の話は流石に眉唾ものだと思いますよ。ねえ、久住さん」

 唐突に話を振られ、音葉は面食らった。

「え、ええ。ガラスが滑らかに踊るっていうのは想像できません。どんな細工をしても割れるように思いますが」

 そうでなければ、不快な音がするのではないだろうか。

「編集長もそう言うのよね。だから不思議だってのに。実物探し出すしかないか」

 探し出す。その表現が気になった。

「篠崎さんも、見たことがないんですか? そのガラス細工」

「ん。そうね。話は聞くし、目撃談もあるんだけれど」

「おいおい、まるで怪談じゃないか」

 マスターが茶々を入れるが、篠崎の目は真剣だった。

「私も調べているけれど、そのガラス細工自体は製法がとても特殊だとかで……まあ、そこがまた眉唾だと言われる要因なんだけど、扱っている業者のこともわからなくてね」

 なら、その噂はどこから出てきたのだろうか。音葉は右手で弄っていたビー玉を見つめた。水鏡は海月のことを知ったのは噂だと言っていた。大々的に話題にはなるわけではないが、不可思議な話、その中には本物が紛れている。

「篠崎さん。僕もその噂、興味があるんです。詳細を教えていただくことはできませんか?」

 気が付けば、自然とそんな申し出を口にした。

「ええっと、いいけど。あなた」

「久住音葉といいます」

 自己紹介に困って、団地で見かけた張り紙のことを思い出した。

「ああ、えっと、探偵みたいなことを始めようかと思っているんです。そういう不思議な噂の調査とか」

 怪しまれるかと後悔したが、篠崎という記者はまじめな顔で面白いねと言った。

 そして、彼女は踊るガラス細工についての噂を話し始めた。

*****

 工房の見学ができる建物に入ると、厚いガラスの先で職人が働く姿が見えた。

 職人の女性が鉄棒の先に付けた硝子の塊を窯にいれる。窯から取り出された硝子はオレンジ色に輝く。固さを失った硝子は重力に負け、どろりと地面へ流れていく。職人が素早く棒を回転させ、中に息を吹き込んでいくことで、塊だったガラスが、瞬く間にグラス状に変わっていく。

 同時にガラスの輝きは失われ、元の透明な姿に戻っていく。

 熱を帯びると粘性が弱まり、ガラスが融ける。温度が奪われると急速に固まる。ガラスの性質からすると、ガラス細工が滑らかに動くというのは想像しがたい。

 仮に自在に動くのだとすれば、加熱と冷却を繰り返しているのかもしれないが、そんなことを繰り返していればガラスは脆くなり壊れてしまうだろうし、加熱と冷却の時間を考えると、それでは動きは緩慢になるだろう。

 篠崎ソラから聞いた動くガラス細工はまるで生き物のように動くというのだから、音葉が想像した仕組みとはかみ合わない。彼女の上司のあるわけがないという意見はとても常識的だ。

 もっとも、音葉は既に彼女の上司のような常識に縛られる必要がない。むしろ、噂の内容が常識からはみ出しているのだということがわかったことが重要だった。

 見学ルートの出口では工房で作られたガラス細工が売られている。天使の形をしたベルが目について手に取った。人に近い形で作られた精巧な細工だが、動きそうにはない。

 手に取ってじっと見つめていたため、カウンターの店員の視線が痛い。

「これ、ひとつ」

 店員は音葉の支払う紙幣を笑顔で受け取った。試しに、これは動いたりしないのかと尋ねてみると、店員は声を上げて笑った。

「残念ながら、そういうのはないですよ。たまに動かないのって尋ねるお客さんがいるんですけれど、工房みたらわかるとおりですよ」

 カウンターの奥から、別の店員に声をかけられ、彼は肩をすくめた。音葉は彼に頭を下げて、工房を後にした。

 これで、七軒。職人街をぶらつきながら、ガラス細工の店を見かけるたび、店員に話を聞いてみた。店員の中には、それらしきものを知っている素振りをする者、尋ねられたことがある者がちらほらといる。

 けれども、踏み込もうとすると他の店員が邪魔に入ったり、言葉を濁されてしまう。篠崎が職人街を訪れた体験と符合する。

 まるでその噂には触れてはいけない。そんな了解が通っているようだという篠崎の感想を思い出す。そして、音葉もまた彼女と同様、その了解こそが何かがあることを推測させるように思えた。

 ぐう。

 調査を続けようと思ったものの、お腹が鳴った。流石に何かを食べなければダメらしい。通りにはガラス細工の店は多いが、食事処は少ない。来る途中に炉端はあったが、そこで食事をするのは躊躇われた。なにぶん、観光客向けの店は値段が高い。

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