　帝国軍が運用する六発輸送機。

　モデルはメッサーシュミット社で開発されナチス・ドイツ空軍で運用されたMe323。

スペック

・全高9.6m

・全幅55.2m

・全長28.2m

・自重27330kg

・発動機ノーム・ローヌ 14N-48/49 空冷14気筒星型複列エンジン（1180馬力） 6基

・最高速度285km/h

・航続距離800km

・実用上昇限度4700m（15420ft）

・乗員5名

・武装7.92mm機銃（MG15、MG81）、13mm機銃（MG131）などを4～16挺

・積載重量29500kg

　WW2期間中、ナチス・ドイツ空軍で運用されていた大型輸送機。

　当時としては最大級の大きさ、そして積載能力を誇っていた航空機であり、愛称は後述するMe321と同じく巨人という意味のギガント（Gigant）。

　本機は、元はエンジンを搭載しない無動力機、つまりグライダーであるMe321にエンジンを装備させて運用に柔軟性を持たせる事を目的に開発された。

　このため、エンジンと燃料タンク以外の機体構造はMe321とほぼ同じ、鋼管木桁のフレームに羽布を張った構造で、機首には観音開き式でスロープを備えたハッチと、そこから入る貨物室はドイツの鉄道の標準的な貨車の積載寸法に準拠しており、鉄道輸送できる大概の物資は本機で輸送可能なようになっていた。

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