第4話 休み時間に
とある日のこと。
休み時間に僕が机で寝ていると。
「日本って昔他国に戦争などを仕掛けてけっこうひどいことをしたりしたのにまるで反省してないのが多いわね」
白鳥佐紀は不意に言った。
「な・・なんだよ、急に」
「だってそう思うし。最近の日本にはそういうのがいたりするのでその被害者や遺族らからの反発とかがある」
「まぁ過去のだめな行いとかを認めたくないのがいたりするからな」
「最近の日本にはそういうのが多い感じがするね。それを肯定したりする愚かなのとか」
「そうだなぁ。そんなことをすれば反発とかあるにきまってるのにな」
「日本が仕掛けた戦争や侵略で非常に多くの犠牲者が出たことを理解してないのかしらね。日本にはもっと真面目に反省したりとかした方がいいと思う議員とかがいると思うわね」
「そうだな」
「日本政府は戦時中、日本の国民にもかなりひどいことやひどい扱いとかをしたね」
「そうだな」
僕は遠くを見た。
「ま当時の日本政府は自分達の利益のために他国の人らを差別し酷使などをしたので反発が大きかったと」
「そうだなぁ」
「そして日本の敗戦によって占領された国の国民も日本の国民も日本のファシスト達から解放された」
授業開始のチャイムが鳴った。次は化学か。
なぜその科目の勉強をするのかを教えない教育ってどうなんだろう。
白鳥佐紀は結構勉強ができる方だ。確か中間テストで学年で10位以内の成績だったっけ。
僕は教科書を取り出した。
化学の塚本先生が来た。
「みなさん、ゴホゴホ・・。今日も楽しく化学の勉強をしましょう」
「はーい」
白鳥佐紀はそう呟いた。
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