彼岸花

番外編 日本に憧れる外国人が知っておくべきこと

※独断と偏見による。主に母国との対比。

　自分が知っておきたかったこと。

・果物の種類が少なく、その上値段がとても高い。唯一安い果物はバナナである。

　仕方ないので、ビタミン的にたまに代わりにトマトを購入しているが、トマトも安くはない。しかも自宅保管期間を考慮してか、完熟ではないので、食べごたえは微妙。

業務スーパーで200円の冷凍ライチ（500g）は意外とおいしい。

・おやつの種類も少なめで、特に若年女性の口に合うものはあまりないかも。

　（お酒用のおかずは充実している）

・トマト味のスナック菓子が皆無！！！なぜ！！！すごくおいしいのに！！！

　仕方ないので、塩味のお菓子をケチャップにつけて食べてみたけど、全然だめだった。

　ちなみにカルビーの新味募集にトマト味で応募したけど採用されなかった。

・二次元に憧れているなら、行くべきは日本ではなく二次元である。（？）

　旅行で二次元気分を味わうのはアリだけど。

・アニメやドラマを見ていると、いじめや性の乱れが多く描かれている。それはたしかに虚構である。現実はそのはるか上を行っている。

・大家さんが必要な修繕を長く対応してくれない場合は、民法などの該当条例を持ち出せば秒速でやってくれる。チッ。

　中国語で言えばまさに「欺軟怕硬」である。

・賃貸は基本ペット禁止。つらい。

・「日本は海洋性気候なので、冬は暖かく、夏は涼しい」と母国の教科書に書いてあったら、それは真っ赤の嘘である。

　関東にいるが、桜の短い季節・梅雨・猛暑・極寒しかない。北日本は湿度が低いと、若干マシかも？

・湿度が高いので、虫も頻繁に室内に現れる。その度「愛する華北平原に帰りたい」と泣いている。帰らないけど。

・日本人は表向きはかなり優しい方が多い。好き！

　ただ、頻繁に裏口で盛り上がる。

・日本語がある程度話せると、下ネタをどのくらい理解できるか試そうとしてくる輩がいる。

・スーパーや薬局で適当に買い物してもあまりハズレがないのはほんとに素晴らしい。時々当たりもある。本物かどうかの心配も基本ないので、ありがたい。