第621話世の中になほいと心憂きものは(2)
清少納言先生:続きをお願いします。
舞夢 :了解しました。
高貴な身分の人の場合は当然、そうでない人などの間でも親が可愛がる子は、他の人たちからも様々注目され、いたわり大事にするべきと思われるような雰囲気があります。
優秀な子供を、親が可愛がるのは当然であって、どうして可愛がらない理由があるのかと思います。
一方、格別に取り柄がない子であっても、それはそれで、親がその子を可愛いと思うらしいのは、それこそ親であるからなので、感じるものがあります。
親であっても、仕事上でお仕えする主君であっても、普通にお付き合いする人たちであっても、人から可愛がられることほど、素晴らしいことはないと思うのです。
清少納言先生:はい、お疲れ様。
舞夢 :わかりやすいお話でした。
清少納言先生:これについては、人の想いは変わらないと思います。
舞夢 :一度嫌われてしまうと、なかなか難しくなりますね。
※世界においても、また日本においても「集中的に他人を嫌い、イジメる」流れがある。ほぼ、自分に関係のないことまで、他者の落ち度を追求する。
しかし、それをやって、何が面白いのだろうか。
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