第617話たのもしきもの

清少納言先生:今日は、たのもしく感じるもののお話です。

舞夢    :了解しました。訳をしてみます。


たのもしく感じるもの。

体調を崩した際に、御祈祷をする阿闍梨が供僧を数多く引き連れてきて、修法をしている様子。

気持ちが滅入っている時に、親身になって心配してくれる人がいて、話をしっかり聞いてくれて慰めてくれること。


清少納言先生:はい、お疲れ様。

舞夢    :やはり困った時にささえてくれる人がいると、心強いですね。

清少納言先生:御祈祷の場合は、たくさんの人に心配されているという気持ちになりますし、その御力をいただきくことができます。

舞夢    :それと愚痴を聴いてくれる人ですね。

清少納言先生:はい、いるといないとでは、かなり違います。


※結局、人を支えるものは、人なのかもしれない。

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