第288話ゆくすゑはるかなるもの
清少納言先生:今日はゆくすゑはるかなるもののお話です。
舞夢 :了解しました。訳をしてみます。
行く末をはるか遠くに感じるとき。
陸奥に向かう人が逢坂の関を越えるころ。
生まれたばかりのち乳飲み子が、大人になるまでの間。
大般若経を一人で読み始めたとき。
清少納言先生:はい、お疲れ様。
舞夢 :行く末の場合は、たどり着くのが遠い表現ですね。
清少納言先生:行く先は、ほぼ大丈夫な場合になります。
舞夢 :
清少納言先生:緒は羅で作るのですが、幅が二寸五分(八センチ)、長さが一丈二尺(三・六メートル)の紐を三段に畳んで左腰に掛けます。
舞夢 :大般若は確か全六百巻。それは読み始めたら大変時間がかかります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます