幽谷澪埼さま

初めまして。@syukitadaと申します。
唐突ですが、「私でよければ感想を書かせて頂きます」企画に応募されましたね。私がその主催者であります。企画は終わったのですが、幽谷澪埼さまの作品のタイトルが独特であったので、読ませて頂きました。

挨拶はこれくらいにして以下、感想をば。
そうは言いましても、タイトルも独特ならば内容も独特ですね。菱垣さんと、ワトソン君こと梓潼さんのお仕事ぶり、後半は狂人たる菱垣さんの内面の苦悩を描いたものでしょうか。
第拾七宴まで読ませて頂いたのですが、文法的におかしいところは無いと思われます。誤字脱字も極めて少ないですし（一ヶ所あったような気がしますが、忘れました。すみませぬ）。てなわけで文体が独特というだけで、特段読んでいて違和感のある文章ではありませんでした。
やっぱり登場人物ですね。菱垣さんを始めとして、鳴獅さんや癒斬邑さんなどぶっ飛んだ人物ばかりが登場する本作。私も梓潼さんと一緒に困惑しっ放しでした。やはり凡人には狂人を理解することなどできないのですね（汗）。
狂人の狂いっぷりを上手く描けていると思います。そのおかげで人物がイキイキとして動いていたように感じました。イキイキした狂人て危ないですが……。
そんなわけで狂人達のお仕事ぶりを堪能させて頂きました。
ありがとうございました。