第4話やっぱり 寝よう
あ、早くも、気まずい系。リーン
[なんでこのサイトを利用しようと思ったのですか。]
あ、うーん。本当の事書くか。いや……普通書かない。でも、会うこと無いんだし、
[お恥ずかしいですか友達がいないので……]
結構明るめでいいんじゃないかな?あれ、でも今考えればこいつ友達いないのって馬鹿にされそう……。書かない方がよかったかな、これは。 リーン
[そうなんですか!実は私も友達作り野ためなんですよ。]
へぇでも……
[でも、二一歳なんて遊びたい年頃なんじゃ]
って自分もだけど……まぁ、送信。うーん少し失礼だったかな。リーン
[それだったらあなたも二四歳。あそびたいとしごろでしょ?]
をぉぉ。
やっぱりって感じの答えが来た。うん、ぼくは、わかるこの人めっちゃ怒っている。それもかなり。謝ろう……話し変えよう。
[あれですか。すみません。本当にごめんなさい。]
話し変えるって何にすればいいのかな……こんなに、考えたこと無かったな。
[話し変えますか?好きな人とか……いますか。(ごめんなさい こんなのしか思いつきか無くて) ]
ってか。これあれか、あなたは、どうなの?とか。だったらなんて答えるのが……リーン
[実は、自分が勤めている会社の先輩だったりします。]
っか……いるんだそんな人。少しいいな。その先輩。人に好かれるなんて。ってかその先輩いくつだ?[会社の先輩ですか……その先輩、何歳ですか]21歳だから27歳ぐらいかな?上すぎるかな1個上の23歳とか……リーンあ、来た。
[25歳です。かっこよくて、話すのが得意で仕事も超~できる先輩です。]
うぅーざんねん。はずれだったな。25歳か。僕と同い年か。リーン ん?何だろう?
[すみませんが、用事が……明日も、大丈夫ですか?また、お話したいので]
うーん。まぁ、大丈夫だし。もしかして、好感があったりして…
まあ…そんなことあるないけど… 明日は、この時間は… うんもう終わっている時間
[ハイ大丈夫です。それでは、さようなら。]
リーン
[さようなら]
……。 短かったな。もう一人他の誰かとチャットしようかな。 クション……。寒。
やっぱり寝よ。
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リリリリリーン
う……うぅ。はぁ……。眠い。ぁぁい……ピーン メールだ。
「おはようございます。今日のスケジョールは、8時に家に来ますので、準備しといてください。詳しくは、車内で話します。」
うーん。はい、はい。毎回変わらない。マネージャーからの朝一メール。もう、「お」を打てばあの文章がでてくるのではないか。そういえば今日の仕事は何だっけ。ドラマじゃない。 はず…うん、ドラマじゃない。もしも、だったら、僕は、死んでしまう。えーと。手帳に、書いたはず。あ、取材か……。よかった。なんのかな。新曲だすからその取材かもしれない。
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