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2017年5月13日 23:33
「おお、イナゾーか。どうだ、最近は。相変わらず前ばっかり見てぶっとばしているんだろう」「はい! でもこの間は班長にぶっとばされました!」初めてこの場面を読んだ時、なぜか「あ、このシーン好きだ」って思ってしまいました。何故なんだろうと考えてみたところ、プロローグからここに至るまで、訓練での出来事や日常の何気ない会話、あるいはその行動と思考、それらを作者が丁寧に描写し積み重ねてきたことによってイナゾーこと稲津賢二と言う青年がしっかりと私の中で根付いていたからなんだと、腑に落ちました。前ばかりみてぶっとばしている、と言われてその姿が容易に想像出来ました。F-15だけじゃなくて、それこそチャリを必死で漕いでぶっ飛ばしてる姿さえも容易に想像出来ます。そして、自分の不器用さをイナゾーは自覚していて欠点だと思っているけれど、でも周囲の人間はそれはイナゾーの良いところだと思ってる。百里を離れたかつての上官さえも、彼のそういう所を気に入っていると言うことが容易に理解できました。ここまで私を物語世界へと引き込んだ作者の構成力と表現力はお見事です。
作者からの返信
Pericaさん、こちらにまでご丁寧なコメントをありがとうございます! こんなにも深く読み込んでいただけるなんて、本当に作者冥利に尽きます(涙)プロローグから酒の宴のエピソードまでの間で、主人公イナゾーがF-15でぶっ飛ばす姿、自転車でもぶっ飛ばす姿(笑)、そして稲津賢二という人物の人となり、更には周りの人間が彼に対してどう思っているのかということまでしっかりとしたイメージで受け取れたということを伺って、文章を書く者としてこれ以上はないほどの励みになりました。描写がくどすぎないか、文章や展開にもっと勢いとスピードがあった方が読み手を引き付けやすいのではないかと今現在でも常に煩悶しながら書いているのですが、今回Pericaさんからのお言葉をいただいて大変心強く思い、背中を押された気持ちになりました。本当にありがとうございます!これからも精進していきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!(*´ω`*)
「おお、イナゾーか。どうだ、最近は。相変わらず前ばっかり見てぶっとばしているんだろう」
「はい! でもこの間は班長にぶっとばされました!」
初めてこの場面を読んだ時、なぜか「あ、このシーン好きだ」って思ってしまいました。何故なんだろうと考えてみたところ、プロローグからここに至るまで、訓練での出来事や日常の何気ない会話、あるいはその行動と思考、それらを作者が丁寧に描写し積み重ねてきたことによってイナゾーこと稲津賢二と言う青年がしっかりと私の中で根付いていたからなんだと、腑に落ちました。
前ばかりみてぶっとばしている、と言われてその姿が容易に想像出来ました。F-15だけじゃなくて、それこそチャリを必死で漕いでぶっ飛ばしてる姿さえも容易に想像出来ます。そして、自分の不器用さをイナゾーは自覚していて欠点だと思っているけれど、でも周囲の人間はそれはイナゾーの良いところだと思ってる。百里を離れたかつての上官さえも、彼のそういう所を気に入っていると言うことが容易に理解できました。ここまで私を物語世界へと引き込んだ作者の構成力と表現力はお見事です。
作者からの返信
Pericaさん、こちらにまでご丁寧なコメントをありがとうございます! こんなにも深く読み込んでいただけるなんて、本当に作者冥利に尽きます(涙)
プロローグから酒の宴のエピソードまでの間で、主人公イナゾーがF-15でぶっ飛ばす姿、自転車でもぶっ飛ばす姿(笑)、そして稲津賢二という人物の人となり、更には周りの人間が彼に対してどう思っているのかということまでしっかりとしたイメージで受け取れたということを伺って、文章を書く者としてこれ以上はないほどの励みになりました。
描写がくどすぎないか、文章や展開にもっと勢いとスピードがあった方が読み手を引き付けやすいのではないかと今現在でも常に煩悶しながら書いているのですが、今回Pericaさんからのお言葉をいただいて大変心強く思い、背中を押された気持ちになりました。本当にありがとうございます!
これからも精進していきたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!(*´ω`*)