きっと何気ない日々が続くはずだった。でもそこに、この1羽と1匹のきまぐれが降り注いだのは、やっぱりその日がクリスマスだったからなのかもしれない。 クリスマスを題材にしたお話は多数ありますが、その中でもこのお話は大変印象に残る作品です。一人の少女への1羽、そして1匹が作り上げた小さな贈り物、クリスマスに是非読んでほしい一作です。
日本ではクリスマスは「子供」「カップル」のモノになっていますが、そうじゃない人も素敵な事が起こるかも???
そう言えば、小さな頃に読んだ童話では、クリスマスは特別にみんなが小さな優しさや思いやりを持ち、奇跡が起こるような素敵な日だった気がする。このお話のように。いつからだろう。クリスマスまでに彼氏作らなきゃとか、今年もぼっちとか、プレゼントはティファニーじゃなきゃ嫌とか、リア充爆発しろとか、みんながさもしくてみみっちいことを言うイベントになってしまったのは。もう次のクリスマスは1年後だけど、来るのが少し楽しみになりました。