第2話 初登校は危険な香り?!
はぁ...本当に今日から私、人間界にいられるんだ...!
シャッ──
カーテンを開けて朝日を...
『っ
素早くカーテンを閉める
鋭い痛みが腕に広がる。
恐る恐る手を見てみると─
手は焼けただれていた。
幸い、浴びていた時間が短かったからか大した傷にはならなかった。
考えたくはなかったが、
─皮肉にも、【
そういえば、叔父にもらったピンをつけるのを忘れていた。
ピンは特別製らしく、真夏の昼間でも多少の倦怠感を感じる程まで日光への耐性が出来るらしい。
付け方によって色々変わるようだ
─「やっぱり【
『いやっ...!』
また、か。
ハッハッハッ...ハァ...
久しぶりに思い出しちゃったな
...まだ吹っ切れてなかったか
結構...クる、ね...
「キヤ〜!ご飯~」
気持ちを切り替えて、ごっはんっ♪ごっは...っ!
...あれ、学園は...?
バッ
時計を見てみると、時計の針は8時半を指していた。
『やばい、遅刻!』
“ナキル”って言うだけでNA! 都稀乃 泪 @ask-rain_of_sadness-2
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