領土問題について―プロパガンダに騙されるな―

第4話 ネトウヨの正体は？

　さて私が領土問題について上記のような意見を書くと、かならず反論してくるのがネトウヨと呼ばれる連中だ。

　ところでネトウヨの正体は何か？

　マスコミの説明によると、ネトウヨは一般の日本人で、右翼的思想の持ち主が自分の意志で意見を書き込んでいる、と言うように報じている。

　ところが実際はそうではなく、ネトウヨは何らかの組織に所属し、自分の意志ではなく、組織の上長の命令で、上長に言われた意見を書き込んでいる連中なのだ。

　というか、言葉の問題だがそういう連中をここではネトウヨと定義する。

　これらの組織は外国スパイ系、政治団体系、暴力団体系、宗教団体系、財界癒着系などに大別できる。

　この他、どこの組織にも属せず、バイト料だけもらって書込みしているネトウヨもいる。これは正規雇用のネトウヨと非正規雇用のネトウヨ、あるいは正社のネトウヨとバイトのネトウヨの違いと考えるとわかりやすい。

　もし専門家ではない一般の人が自分の意見を自由に書き込んだらどうなるか。おそらく、てんでばらばらな様々なトンデモ意見の書込みになるだろう。素人であるがゆえに、突っ込みどころも満載である分、一人一人の個性が感じられる。人によっては右翼寄りの意見も左翼寄りの意見もあるだろう。だが自分が思っていることを正直に書いていれば、その人はここで定義するネトウヨではない。

　ところがネトウヨの意見はある一定方向に世論を誘導しようとしているのが明白だ。彼らの意見には個性が感じられない。

　彼らの主張は自分の意見を書き込んでいないがゆえに説得力がなく、主張を読んで共感することはない。

　自分の意見を自由に書いたら、それを自分の意見を書かない連中が上長からの命令で妨害する......。これは言論の自由を踏みにじる行為であり、大きな憤りを覚える。だがそのネトウヨより悪質なのが彼らに命令する上長であることは言うまでもない。

　ネット情報にもこうしたネトウヨによるプロパガンダがあること知った上で、われわれはマスコミからの情報を含め、政治的問題について常に考えながら正しい情報収集すべきである。

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　以上、領土問題について日頃から考えていることを述べました。感想お待ちしています。

　反論を少しでもしたら、ネトウヨ判定するというわけではありません。